束の間の暖気 2009・1・30(金) |
1月も残すところあと2日。札幌の冬は今がたけなわの時期です。
けれどもこの厳しい季節の中にあっても、ふと見せる束の間の日差しの柔らかさ。
プラス気温の青空があると、春が来たのでは?と、誰もがせっかちになってしまいます。
今日の石楠花の花芽も何だか開きそうに思われてなりません。
例年の大雪の2月が控えているというのに。
今日久し振りに土を見ました。南側の陽の当たるところです。
しかも緑が見えます。どうやら雑草のようですが、それでも懐かしい。
これは何だかお分かりになりますか?
これは敷地内に埋設してある「融雪槽」。畳1枚ほどの大きさで雪を溶かします。
いつもは上に積もった雪を掘り起こしてから使用していますが、今日は暖気のため顔を出しています。両開きの蓋を開けると中には灯油で焚く釜が入っています。
その中に雪を投げ込んで溶かす仕組み。昨今の限られたマイホームの敷地内では除雪した雪を積み上げておくスペースはなかなか無いもの。そこでこの融雪槽を設置する家庭が急増したものでした。ところが人間は贅沢なもので、ここまで雪を運んで来る作業が面倒なのですね。最近はこの融雪槽よりもロードヒーティングを選択する家庭が多くなったようです。
そのロードヒーティング、我が家も門から玄関までのレンガの下に施してあります。
ところが昨年は原油高のため一切スイッチオフで通しました。そして今年に至っては、灯油の価格は下がったものの世界的な不況とあっては、ぬくぬくと溶かす事はどうも気が引けてしまいます。という訳で今年もスイッチオフ。雪に悩みながらも便利なものを使えない。何ともおかしな日々が過ぎていきます。
束の間であっても土の香りはやはり良いものですね~^^
hiroさんも押し花候補者が次々と顔を出しているのですね。
札幌も今日のような天気があると、嬉しい反面何だか気持ちが急かされてしまいます。
雪の下で眠っている宿根草が起きてくるのではないかと・・(笑)
北国の春は本当に忙しいですから。
その分、夏のすばらしさに魅了されますが。
「融雪槽」「ロードヒーティング」
どちらも見たことがありません。
雪の季節、犬(特に小型犬)のお散歩は
どうなさるのかな〜と前から持っている小さな疑問です。
人が通る道だけ確保すれば良かった昔は手作業での除雪でした。
ところが車社会となった現代ではそれでは間に合わず、その作業量は増大するばかり。しかも高齢化社会です。ですから最近では、
この融雪槽やロードヒーティングの設備をする家庭が増えています。
また、愛犬をお持ちの方も増えていますね~^^
ワンちゃんから散歩を奪うことは出来ませんから、
冬であっても皆さん散歩させていますよ。主に広い公園に集まっているようですが。
毎朝ラジオ体操に行っている方のお話では(厳寒時でもラジオ体操をしている公園がある)冬は人間よりも犬の方が多いように見えるそうです。
勿論そこにはモネちゃんのような小型犬もです。
我が家の融雪槽もロードヒーティングもフル活動していた年もありました。
けれども昨今のご時世では遠慮がちです。どこのお宅でも同様のようです。
まして、年とともに年寄り特有の節約気味の生活になりますから(笑)
まあ~私達も今年はクリア出来そうでも来年はどうか~?と言ったところです。