温室の花~その1 2009・2・14(土) |
静岡では27度とは、いやはやびっくりです。
札幌も発達した低気圧の影響で、暖かい空気が入り込み昨夜から季節はずれの雨。
積雪も随分と沈みましたが、まだまだ雪の札幌。
そこで土の匂いや花が懐かしく、近場の百合が原公園の温室に行ってきました。
公園の入口付近の雪は、昨夜からの雨で元気がありません。
けれども温室の中は、十分の湿度と快い土の香りでいっぱいです。
待ち焦がれている春の先取り。幸せいっぱい。
艶やかなシンビジウムが私を惹きつけます。
≪シンビジウム トレイシアヌム≫
タイ北部・ミヤンマーの標高1200~1500メートルに自生する原種の着生ランとのこと。
シンビジウムの中では、早咲き系の交配親として用いられているようです。
自然は何故にこのような美しいものを作り出すのでしょう。
この温室には例年この時期に訪れていますが、それぞれ趣きを変えているため新しい品種にお目に掛かることが出来ます。有難いことです。
≪シンビジウム デボン オデッセイ≫
ワインピンク系のシックな花の連なり。う~ん、個性的。
≪シンビジウム スリーピングビューティー"サカキ"≫
これらのシンビジウム、低温にも強く比較的管理もし易いうえに花持ちも良いとあっては、鉢もの贈答品としては胡蝶蘭と並ぶ存在。けれども開花しているときは魅了されながらも、いったん花が終わると葉の繁みで置き場所に苦労するという話もよく耳にするところです。私も一度育てたことがありましたが、次の年に花芽を確認できたときの嬉しさ。
まだ花のイロハも知らないとき、なぜ花芽が出来たかも分からないときでした。
次は温室の入口付近の目立つところに咲いていた花。
≪ミッキーマウスの木≫ タンザニアなど東アフリカ原産。
黄色のビタミンカラーが春らしい雰囲気でいっぱい。側によると香りも抜群。
なぜミッキーマウスの名があるかと言うと、初めは緑の果実がやがて光沢のある黒に変身。その黒い実のまわりの赤いガクとの組み合わせがミッキーマウスを思わせるのだそうです。
今日はまだ黄色い花のみでしたが、これからの変身ぶりに目が離せなくなりそうです。
この日、勉強会に出席のため夫は不在。珍しく私ひとりでゆっくりした時間。
それほど花には興味のない夫は、いつも花の観賞に付き合ってはくれるもののイマイチの表情が多く、正直言ってそれが私には落ち着かない点。
そのような訳で、今日は一つひとつの花を心ゆくまで十分に楽しむことが出来ました。
~次回に続く~
ミッキーマウス 観てみたいな あははは
私は シンピジュームというか 鑑賞は好きだけれど
育てるのは 苦手です
しかし さすが 蘭 不思議な感じの花ですね・・
スリーピングビューティ 気に入りました ヽ(^o^)丿
私は主人がずっと赴任してたので
すっかりその習慣がついてしまって
殆どの場所は一人で出かけています。
シンビジウムは妖艶な魅力がありますが
デボン オデッセイはそのままブーケで使えそうですね♪
ランを高嶺の花と思って育った私にとって、東京ドームの花の多さに、驚くばかりです。ランは交配が易しいのか、一年に何種類もの新種が出るそうですね。
予算の関係でいつも低めの温度に設定しているこの温室ですが、
昨日は季節はずれの暖かい気温のため居心地は良かったです。
こうして様々の植物が公開されているということは、
いかに草花に心を寄せる人間が多いかでしょうね。
帰りにひとりで喫茶店に寄るなど、久し振りに命の洗濯をしてきました^^
自然のなかで育つ花の美しさにはいつも感動を覚えます。
とくに、このランたちの不思議な姿!
ラン愛好家が数多くいることも頷けますね。
ご主人の海外赴任とはいえ、その分あかねさんは自立した女性!
その点、私は情けないです。
東京ドームでの世界ラン展はもう始まっていますか!
そのスケールの大きさはいつも耳にし、一度はこの目で楽しみたいと思っています。
昔は高価だったランも最近は手頃で購入できるようになったとはいえ、
それでもカトレアなどはやはり高嶺の花です。