黒花風露草などの宿根草 2010・6・7(月) |
庭の宿根草たちも、それぞれが順番を守って姿を見せています。
考えてみると冬が終わった雪解けの頃は、姿を見るまでは「無事冬越し出来たかなあ~!」と、本気で心配したことがまるで嘘のようです。
▼そして、いま「黒花風露草」(クロハナフウロソウ)の花芽が上がってきました。
こんもりと拡がった株から、花茎がすっと伸びて紫褐色の花を咲かせます。
春の芽出し時の元気な様子を見ても強健そのものです。
しかもゲラニウムですから耐寒性も先ず間違いありません。
けれども、中には耐寒性ありとラベルに記載されていても、悲しい思いをしたことは数知れず。
その点この黒花風露草は折り紙つき。信頼し切っています。
「黒花・・」と名がついていても、実際の色は紫褐色。
しかもビロードのような深みのある色。シックな色合いです。
▼蕾も沢山付いていますが、いずれも産毛をびっしり纏っています。
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▼一方、次は「セントーレア」。 お隣さんから株分けして頂いたものです。
その後、種が飛んだものかいつの間にか何箇所かで咲くようになりました。
▼涼しげな花の形です。ただ、うどんこ病に罹りやすいことが残念。
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最後は「シラーカンパニュラータ」。 別名は「釣鐘水仙」。
我が家では恐らく17、8年くらい経っていると思います。
途中大きくなった樹木の陰になってしまい、花芽がつかない年がありました。
そこで慌てて日当たりの良い場所に移動。その後は元気もりもり。
言うまでもなく、植物にとって日照は一番の栄養だと痛感するばかりです。
中途半端な 地域なので しゃーないですね
寒い地だからこそ育つ花もありますが、やはり耐寒性は一番の心配事。
しかもその年によって寒さは違いますから一辺倒にはいかないですものね。
あざみさんの小まめにお手当てなさっている点にはいつも勉強させられます。
それでも春の芽出しを確認したときの嬉しさは格別ですね。
そうですね~!産毛は寒さから身を守るためのものなのですね。
アルケミラモリスも産毛がびっしりですもの。
植物って合理的に出来ているものです。
それが自然に対応する知恵なのでしょうね。
キク科の花は多いですね。
セントーレアなどとカタカナ名がついても別名は矢車菊。
あとは一年草、多年草の違いで多種多様ですね。
そちらはいよいよ梅雨が間近でしょうか。
鬱陶しいでしょうが、アジサイの青が美しく映える時期と考え乗り切って下さいね。