初夏の風物詩アマの花 2010・6・10(木) |
もうひとつの風物詩として、最近注目を浴びているのが宿根『亜麻』(アマ)の花。
市内には「亜麻とホップのフラワーロード」なるものも生まれ、この亜麻の苗が盛んに植えられています。ひと目見てその可憐な姿に魅せられた私は、2年前に我が家の庭にもお迎え。
薄青色の花と繊細な茎が、爽やかな風に身をまかせながら揺れる姿は風情がいっぱいです。
もともと亜麻は、古くからその繊維を採るために栽培されていたもの。
冷涼な北海道は栽培に適した地であることから、かっては製麻工場などが軒を連ね大いに賑わいを見せていたそうです。ところが科学繊維の台頭によりいっきょに衰退。そこで当時を偲びつつ、北海道の風土に根ざした花を復活させようとする運動が盛り上がってきたのです。
3年目を迎えた今年の我が家の庭では、こぼれ種からの新しい芽がびっしり。
これだけの広がりを見せるという事は、やはり冷涼な地が栽培に適していることなのでしょうね。一日花ですから、朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまいます。けれども無数の蕾が次々と起き上がってくれ、結局は長期間に渡って楽しませてくれるのも魅力的。
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▼一方庭での他の花としては、「アルケミラモリス」は小さな蕾をぎゅっ~と詰め込んだ様子。
開花はもう少し先のようです。
この花は雨を受けなくとも、いつも葉に水滴を遊ばせています。
▼また同じアルケミラでも、次は「アルケミラ・サクサティリス」。
アルケミラモリスと違い地を這うように広がります。私はグランドカバーとして植栽。
▼最後は「ヒューケラ」のストロベリースワール。
花穂が最近急激に伸び、ヒユーケラのなかでは一番乗りです。
アマというのは麻なんですか?知らなかったです・・
清々しい色ですね^^
アルケミラモリスの元気な蕾〜我が家のものは今年はしっかりしているので咲くかも知れません。このところの暑さにどうなるかは解りませんが,影のあんまり直射日光の当たらないところに植えました^^
楽しみです・・・。
ririさんのアルケミラモリスが元気よく開花しますように~♪
暑い地では大変でしょうが、レモンイエローの小花を私も楽しみにしています。
そしてアマの花、実は私もそれまで知りませんでした。
数年前に街路樹の根元に植え付けしている方に教えてもらったものです。
本当に綺麗な色です。しかも風に揺れると優雅そのもの。
麻の生産が盛んだった昔は、この花が咲き乱れていたのでしょうね。
札幌で育つのでしたら、八王子でも大丈夫では?
小花ですし押し花には使い勝手が良さそうですね。
種は市販されていると思いますから是非挑戦してみて下さい。
そうそう~庭師さんにね!
いま札幌は一番良い季節。
よさこいのリズムが爽やかな風に乗って聞こえるときもあります。
市内の地名に麻生というところがあります。
これも沢山の亜麻工場があった地としての名残りです。
亜麻の花は可憐ですね。繊維が取れると言うことに関心があります。
考えてみると、私は花屋さんでアルケミラモリスをまだ見たことがありませんでした。アレンジメントにも使われるのでしょうか。
亜麻は今の時代は花を再びということですが、
天然繊維として再び脚光を浴びて欲しいものですね。
今の世では無理なのかしらね。何か悲しい気がします。
亜麻の青い花の中に、白花が5輪ほどあるのを今日見付けました。
突然変異なものか不思議なことです。
植物からは色素を取ったり、また繊維を作ったりと、
人間の生活に身近なものであることが分かりますね。
アルケミラ・サクサティリスは成長は遅いですが、
艶やかで耐寒性もあり北国のグランドカバーとしては最適だと思います。
花はアルケミラ・モリスの花と同じなんですよ。