庭のバラ達 2010・7・3(土) |
そのような時は、普段なかなか出来ない家の中の水まわり掃除を念入りに。
暑いときはお水に触れているのが一番。
それでも夕方になると、途端に風が吹き抜け北海道らしい快適な夏となりました。
▼さて、庭ではバラの女王「ピエール・ド・ロンサール」が咲き進んできました。
≪1988年 フランスのメイアン社作出≫
我が家ではオベリスクに這わせています。
けれども伸張力が旺盛なので、オベリスクでは少し物足りないと最近になって気付きました。
しかも幹が太くなり次第に曲げづらくなるため、高いフェンスやアーチなどの方が相応しかったような気がします。
まあ、それにしても美しいバラです。
中心が濃桃色で外に向かって淡くなるグラデーションの見事さ。
花持ちが良いことも嬉しい限りです。
▼開花を待つ蕾も可愛らしい。
また一般的には一季咲きと言われていますが、私のところでは秋まで楽しめます。
それも北海道の気候のせいなのでしょうか。
▼そして、コンパクトなバラ「ヘルムート・シュミット」
≪1979年 ドイツ作出≫
▼また玄関前にはバラ「わらべ歌」が・・
≪1999年 日本京成バラ園芸作出≫
ソフトサーモンピンク色の優しい花は花束のように咲き誇ります。
この「わらべ歌」は、何年も前に市内のバラ園にてひと目惚れして購入したバラでした。
期待をもって植え付けしたものの、まもなくうどんこ病などでボロボロの最悪状態。
けれども、数年後やがて土に馴染んで来ると全く強健そのものに変身してくれました。
▼次は、私が一番最初に購入したバラ「スーパースター」
当時は品種名など一切知らず、ただ赤いバラと言うことだけで求めたものです。
▼昨夕のこと、近所の方と夕涼みをしていて、我が家の夏椿の開花を知らされました。
いつも下ばかりを向いて、花がらを摘んだり雑草抜きに夢中になり気付きませんでした。
もう少し余裕を持って庭で過ごさなければなりませんね。
▼気温の上昇とともに、虫たちの活躍も目立ちます。
次は花びらを食害する「セマダラコガネムシ」。
有難くない訪問者ですが、毎年必ず暗躍します。
▼また、夏らしい模様が素晴らしい「シロツバメエダシャク」
蛾と言うと毒々しいイメージがありますが、なかなかどうしてお洒落のほどは心憎いもの。
翅の外側にはレースを思わせるようなさざ波があり、とても涼しげです。
夏物の帯にしたら、さぞ合いそうな和風の趣があると思いませんか。
バラの本数ですか~!
最近数えたことがありませんが、恐らく40本前後かしら。
沢山育てている方に比べると大したことはないのでしょうが、
全て無農薬なのでその点が大変といえば大変。
とにかく毎日のチェックは欠かせません。
葉の傷み具合や、残された糞からどのような虫がやって来ているかなど。
また水を欲しがっているか?肥料のほどは?などと、子供を育てると一緒です。
むしろ子育て以上かも知れません。
でも、そうやっても思うようには咲いてくれません。
本当にピエール様と称したいほどの美しさですよね~(笑)
このピエール様は本来返り咲きのバラですが、
札幌では気候のせいなのかよく咲きます。
兵庫ではどうでしょうね。
でも愛情もって接すると、きっと期待に応えてくれると思いますよ~♪