秋の自然散策 2010・10・2(土) |
こんな日はマイナスイオンを身体にたっぷり受けなくてどうするの~!
ところが午後からは夫の勉強会が予定に入っています。
そこで朝から近間の森林公園に直行。慌しく正午には帰宅。
▼入り口の看板には、野鳥「クマゲラ」が可愛らしく描かれています。
北海道と東北の一部にのみ棲息し滅多に見られないクマゲラも、
この広い森林内にきっといるに違いありません。この眼で是非とも確かめたいものです。
▼同じ看板には「ツタウルシ」がいち早いお洒落を。見事な紅葉でした。
▼目的の森林浴は最高でした。無風のうえ気温約15度くらい。
歩くには丁度良い爽やかさです。
▼歩いていて前方に眼をやった瞬間、夫と私は同じ事を考えギョッ~!
こんなところに熊はいる筈はない~!と心を鎮めたものの、
実は二人とも熊だと早とちり~(笑) 何のことはないただの倒木でした。
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▼自然道沿いにも秋の姿が。「ユキザサ」の真っ赤な実は森のルビーのようです。
▼そして白い実は「フッキソウ」のもの。
▼また、この時季はどこに行っても「ユウゼンギク」で溢れ。
▼「セイタカアワダチソウ」の葉も色づき始めていますね。
▼すっかり色付いて、その葉も落ち始めていたのが「ナナカマド」。
やはり市街のものよりも先を行っているようです。
微かに期待していた「アケボノソウ」は、やはり既に花は終わり実をつけていました。
昨年は確か9月中旬頃の対面でしたから、少し遅すぎました。残念。
▼それでも、「トリカブト」の咲き残りがちらほらと。
▼そして最後は「ザトウムシ」(座頭虫)。
この森林公園には本当に沢山見られます。
長い脚で前を探るように歩くので座頭虫と名付けられるとは笑わせますが、
雑食性なので森の掃除屋さんの異名も持つほど感心な虫。
けれども体はひとつなので、昆虫の仲間には入れてもらえない哀れな虫。
(ちなみに昆虫になるには頭部、胸部、腹部の三つが必要)
紅葉が始まっていますね。美しい季節です!!
座頭虫・・家の周りでも時折見かけるようです。同じでしょうか〜〜
家の中でも座敷の壁だったりとか・・・古い家ですからね!
宮崎駿の世界を思い出したり。奇妙な虫です^^
森林浴は気持ちがいいし歩くのにもいい陽気ですが
黒い倒木にはドッキリでしたね~(^^;
この辺りは狸が時々出没するようで
車に轢かれたりもしてるみたいです。
友達の家の周りは竹林で、餌付けで慣れた狸が
子どもを引き連れて餌を食べにきたそうです。
森林のなかはところどころが色付き始めていました。
暢気な父さん母さんの眼に映った黒い物体にはヒヤッとしました(笑)
この森林には昆虫・野鳥を含め様々の生き物が棲息しています。
初めてフクロウの親子を見たのもこの森林でした。
野ネズミも然り。
ザトウムシに至ってはもその都度不思議な気持ちを新たにしていますよ。
あんなに長い脚をからませないのか、それも一本一本大切な役割があるのでしょうね。
以前に尾瀬に行ったときはラッシュで人の波でしたが、
私達が通う北海道の森林は人と出会うこともまばら。
ですから、誰に気兼ねすることもなく思い付いたら即直行!
私達はいつも散歩のつもりで歩いていますよ。
イノシシですか~!彼らも生きることに懸命なのでしょうね。
でも被害がなければ良いのですが・・お気をつけ下さいね。
家の近くを二人で散歩することは恥ずかしいと言って夫はノー!
まあ、そのため森林浴を兼ねた自然散策が出来る訳ですが・・
そして、あかねさんの方面では狸ですか!
考えてみても地球は人間のためだけのものではありませんから、
共存共栄が自然に行われると素晴らしいでしょうね。
確かに、倒木の写真、熊かとおもってしまいますね。
自然が豊かで、これだけの草花を楽しめるのがうらやましいです!
ところで、うちのホスタですけど、どうも何かの幼虫みたいなのが葉によく付いてるんです。青虫じゃないですけど、そんな類のものです。。
まだまだそちらは暖かいのでしょうか。
北海道の大雪山では初雪が降ったそうですよ。
朝晩との温度差が紅葉に拍車を掛けるので、これからは一気に進むことでしょう。
さあ今度は紅葉狩りです~♪
今夜の札幌は雨。ひと雨ごとに秋が深くなるのでしょうね。