夏を席巻する百合 2011・7・19(火) |
私の初日は激しい雨と睨めっこ。
二日目は市内の「百合が原公園」にてバードウオッチングも兼ねた散策。
最後の三日目は富良野の「風のガーデン」までレッツ・ゴー~!
今回は二日目の「百合が原公園」の様子をアップしてみますね。
名前のように、この公園には沢山の百合が植栽されています。
原種の百合が終わりかけ、この日はアジアンティックハイブリット系が盛りの状態。
まさしく百合の季節です。
▼珍しい百合も数多く、なかでも木陰でひっそり咲いていた「イトハユリ」に惹かれました。
細々とした小さな姿は、アジアをふるさととする原種とか。
この品種は多くの園芸種の親として活躍しているようですよ。
▼次は園芸品種の「モナ」。
太陽に向かってこれから咲こうとする蕾の何と力強いことでしょう。
▼広大な園内の至る所に様々の百合が咲きこぼれ、
そのなかをゆっくり走る観覧車はリリートレインと呼ばれています。
ときは夏。ラベンダーの香りと色は十分過ぎるほど深味を増していました。
▼次はご存知の「オカトラノオ」(岡虎の尾)。
公園内の道沿いに延々と群生して咲き誇っていましたが、何だかユーモラスな姿です。
ひとつの姿は地味であっても、こうして群生すると波の流れのようにすら思われます。
この公園は我が家から車で15分ほどの距離。
家族連れが憩う芝生広場のほかに、宿根草コーナーを始めロックガーデンやバラの小径なども充実しており、なおかつ雪で覆われる冬であっても温室が私を呼んでくれます。
買い物帰りにも気軽に立ち寄ることもよくあります。
にも関わらず季節ごとに花たちは目まぐるしく変化するため、
その都度いつも新しい発見があるものです。
▼そして今回の発見は、「リシマキア・ファイヤークラッカー」
黄花と銅葉のコントラストがとても綺麗でした。
しかもこの公園での群生している様子から察すると地下茎で増殖?
▼また次の「ヒペリカム」は数年前にやはりこの公園で感激して眺めた花。
北海道では同じヒペリカム属のオトギリソウやトモエソウなどが難なく越冬、
この公園のヒベリカムも地植えですから耐寒性は全く問題ないようです。
▼最後に見慣れぬ花が???
何の花でしょうか?
これは私に与えられた宿題かも知れませんね。
リリートレインの愛称も可愛らしい♪
百合以外の花もたくさん植えられていて
色々楽しめそうですね。
ヒベリウム属はやっぱり蘂の美しさですね。
今年はビョウヤナギをたくさん見たので
とても印象に残ってます。
入力ミスです~(^^;
北海道もやっと百合のシーズン到来です。
ただカサブランカはまだでしたが、いずれ咲き誇るこでしょう。
全国に自生地が広がる百合大国の日本だけあって、
真夏を彩るには最も相応しい花。
どれもこれも居心地が良さそうでしたよ。
この公園は札幌市の施設。
有料の観光施設のように細かいところまではなかなか行き届きませんが、
バラなどは無農薬を貫いているようです。
また宿根草コーナーが特に好きな私は、
ときどき出掛けて行ってはその前に佇みボケッ~としています。
ヒペリカム属のものは仰るとおりに蘂の美しさが特徴的。
雄蕊が長くお目目パッチリの様子が何とも魅力ですね。
入力ミス~全く問題はありませんよ~♪
だって私が読むときは、ヒペリカムと読んでいましたから~(笑)
遙か昔の縄文時代からも球根が出土されたとの記録もある百合。
このしなやかで凛とした姿に人々は何を感じて歴史を重ねて来たのでしょうね。
今や日本各地で広がりつつある百合の園。
やはり日本の風土にはぴったりの花なのだと思います。
オカノトラオの仲良し軍団は面白いでしょう。
花穂の先が下がるにしてもこれほどまでか~!と言いたい(笑)
私はここで沢山の花に出会い、そして名前も覚えました。
また公園は花ばかりではなく野鳥も結構います。
ですから訪れるときは双眼鏡も欠かせません。
オカノトラオはきっと地下茎で伸びていくのでしょうね。
こうして同じ行動をすることがこの花の持ち味のような気がします。
葉が龍舌蘭の様ではないですか?
早速見て下さって有難うございます。
この不明の花ですが、葉の形ははっきりとは覚えていません。
でもリュウゼツランのような立派な葉ではなく、
存在感はほとんどないような、むしろ細葉だったかも知れません。
次回に出かけたときにでももう一度しっかり見てきますね。
それにしても生き字引のようなひなげしさんですね。尊敬します。