スペシャルドラマ「坂の上の雲」 2011・12・16(金) |
原作は司馬遼太郎の代表作ともいえる同名の長編歴史小説。
そして今年の12月はいよいよ最終章の第3部を放映中です。
誇り高き明治の先人達が志を失うことなく、国の近代化に取り組んだ内容。
その内容もさることながら、エンディングの映像に出てくる山の尾根の稜線の素晴らしさにいつも釘付けです。この山はどこの山?? 日本??それとも外国??
その後色々と調べてみると、北アルプスの小蓮華岳(大日岳)への稜線とのこと。
日本でもこのような素晴らしい景観が見られるとは正直言って感動でした。
そしてそこが日本であれば、いつか私も足を踏むことが出来るかも知れない。などと年甲斐も無く思い上がりの空想に浸ることも。
それでもやっぱりこの稜線を一歩ずつ青い空を仰ぎながら歩いてみたいものです。
それともうひとつの感動。
それは、これもエンディングに流れる主題曲「Stand Alone」の素晴らしさ。
作曲者は久石譲。
次は私が購入したCDですが、これがあるお蔭でいつも恍惚の世界に浸ることが出来ます。
第1部の歌姫はサラ・ブライトマン。第2部は森麻季さん。
そして第3部は久石譲さんの娘さんである麻衣さん。
いずれも透明感があり、美し過ぎるほどの綺麗な素晴らしい歌唱力。
なかでも私的には森麻季さんの歌声に一番魅かれます。
おりしも今年放送の第3部は日露戦争がメイン。
その日露戦争と言えば、我が家の本棚にある書物「20世紀の新聞」のページをめくると、
▼次のような日露戦争の記載が載っていました。全て当時の新聞の縮小版です。
▼表紙をめくった見開きのページはこのような感じ。
これは30年ほど前に、夫が飛びついて購入したものです。
当時は価格が高いため私が反対したにも関わらず、強引に買ってしまいました。
でも、今こうして見ているととてつもなく面白い。
勿論上っ面だけで内情のことは一切書かれていませんが。
それでも活字を拾っていくと当時にタイムスリップしたような不思議な気持ちになります。
この類のものは何故かしら夫の好みのようです。
似たようなシリーズが本棚の一角のコーナーを占めています。
話は戻ってこの日露戦争。喘ぎながらも日本はロシアに一応勝利。
この戦争のために莫大な費用が掛かったにも関わらず、ロシアからの賠償金はなし。
しかもその後は外国からの借入金の返済に四苦八苦。
それでももし負けていればロシアの属国になったかも。それだけでも良かった。
また今回のNHKのドラマの費用もどれほどの費用が掛かったことでしょう。
それほどスケールの大きい壮大なドラマ。観る価値は十分だと思います。
再放送はときたま流れるにしても、一年ぶりでは観る方も大変ですよね。
私のところでは欠かさずにテレビの前に座り、
なおかつ録画もしっかりとっています。
配役も超豪華、音楽も素晴らしい、撮影もダイナミック。
NHKの力の入れ具合としては近来稀に見るものだと思います。
あまりテレビを見てなかったので
やっと坂の上の雲に興味がもてそうな私なのにまだ何も見てないのに終了なんですね
最後だけ見てみます!
そして再放送があったら一気にみたいですね。年末とか年始にやってほしいですね
なかなか落ち着いてテレビを観る時間ってないですよね。
私もそうです。ですから録画がだんだん増えています~(笑)
司馬遼太郎はこの作品を執筆するに当たり、
事実に基づくことに終始したと述懐しています。
ですから、当時まだ貧乏国である日本が近代に目覚めて
成長しようとする姿の初々しさが真摯に受け止められます。
とにかくこのドラマは大作であることに間違いありません。
ご覧になれると良いですね。