ボカシ肥 2006・4・18 |
昨年、このボカシ肥を施したところ野菜の生育が旺盛だったので今年も計画していた。
ところが、毎日忙しくなかなか用意できず氣をもんでいたがやっと今日揃えた次第。
骨粉 1kg 魚粉 1kg 鶏糞 1kg
米糠 500g 油かす 2kg 過燐酸石灰 適宜
先ずは ①上記の有機物資材をバケツの中でよく混合し、
②水3~4リットルを加え、更によくかき混ぜる。
③これと畑の土約5kgを交互にサンドイッチ状に何段にも積み重ねる。
(一番下と一番上は土をおく)
④フタとの間に割箸などの棒をはさんで、すき間を作る
⑤1週間に一度、2~3回かき回して切り返しをする。
⑥1~2ケ月で完成。
ボカシ肥の長所は、あらかじめ発酵してあるので、土に混ぜても急激に分解することがなく、未発酵の有機質肥料を施したときのように、ガス被害で作物の根を傷める心配がない。肥料成分は、土に吸収されたり、微生物に取り込まれているので、ゆっくり溶け出す。こうした肥料の効果の他に、有機物生物が沢山増殖することにより、根の働きも活性化するのである。とにかく、良いことずくしなのである。
こうして、一つずつ段階を経て野菜づくりを行うのであるが、木で熟したトマトやもぎたてのキュウリなど土の香りのする野菜を口にするほど贅沢なことはないような気がする。