石狩海浜と雲雀 2014・6・3(火) |
庭仕事が一段落がついたところで、空を見上げると爽やかな風が吹いている。
こんな日は美味しい空気をいっぱい吸って、太陽と仲良くしたい。
そこで夫と二人で向かった先は、自宅から車で約40分の石狩浜。
そこは大雪山を源とし北海道を縦横に蛇行する石狩川の河口が広がっています。
更にその突端にあるのは赤白模様の石狩灯台。
この灯台は、かっての映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台になったところです。
木下恵介監督のもと、佐田啓二や高峰秀子らが出演した昭和32年の映画です。
かなり古い映画ですから、年配者でなければ分からないかも知れませんね。
もっとも、この三人の方はいずれも既に他界されていますし・・・・
それはともかく、この辺一帯は豊かな海辺の自然が残る貴重な海岸となっています。
石狩川が運んだ砂によって形成された海岸砂丘、
またハマナスやハマボウフウに代表される海浜植物の群落など。
これらを守るために様々の保全活動が行われているようです。
散策するには設置された遊歩道を。
ところどころには次のような標識が掲げられていました。
その守られている植物たち。
コウボウムギ
ハマボウフウ
ハマエンドウ
ハマナス
これらの全てが地を這うように生育しています。
海浜植物は、強風、飛砂、塩分など海浜特有の厳しい環境に適応するため、
分厚く光沢のある葉を持ち、低い草丈、深く長い地下茎を備えるのでしょうね。
こうした河川敷や広い野原には相応しい野鳥も。
何とヒバリが沢山飛んでいました。
四月のお墓参りの際には、「声はすれども姿は見えず」の揚げ雲雀でしたが、
そのときは、きっと雄の縄張り宣言の時期だったのだと思います。
ところが、この日は私たちの目の前を低空飛行。
嬉しいやらびっくりするやらで有頂天の私達でした。
思わずポケットからカメラを取り出して撮ったもののピンボケ。
でもよく見て下さい。嘴にははっきりエサを銜えています。
きっと巣にヒナがいるのでしょうね。
すっと草地に降りたと思ったら、再びエサを銜えて飛翔。
それを何度も何度も。
ヒバリは巣のあるところには直接降りないと言いますから、
きっと私たちを誤魔化すために、目くらましの術を使っていたのでしょう。
「あまり傍にいたらヒバリに悪いよ~!」との夫の言葉で、そおっと離れた私達でした。
ひばりさん有難う。
あなた達は、1、2、3、1、2、3のワルツを舞っているように優雅だったよ~♪
私を本当に幸せな気持ちにしてくれました。
いつまでも元気でいてね~♪
ご主人と、のどかなお出かけ、いいですね~♪
ヒバリさんも素敵だけどksさんご夫婦も素敵ですね(^_-)
初物を食べると75日長生きすると言いますから、初めてヒバリを見たら何か好い事有りそうです。
私の嬉しさがひなげしさんにも伝わったかしら~?
何しろ鳥好きのひなげしさんですものね。
きっと良いことがありますよ~♪
今回のように間近かでのウォッチングは夢のようでした。
しかも子育て真っ只中の彼らには、
自然の営みが溢れ、大いに親しみが湧いたものです。
おーいら岬の~♪ あははは