いよいよ奈良入り |
歴史に疎い私たち夫婦ですが、旅は楽しいですよね。
京都と奈良を一度で回ることは大変ですものね。
私達もなかなか時間が取れないので、
どちらか一方だけでした。
ただ今は奈良時代の歴史に夢中になっているので
暫くは奈良一辺倒が続きそうです。
ひなげしさんも天平のロマンには心奪われましたか~!
古今東西人間の営みは変わらないものですね。
40年前と今では何か変化はあるかしら~!
そうそう東大寺ミュージアムが出来て
三月堂の日光・月光菩薩がそこに移動したようですが。
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2016年 04月 27日
待ちに待った奈良への出発は4月22日夕方のことでした。
当日は仕事を片付けてからの出発予定だったにも関わらず、 はやる気持ちを押さえきれず、仕事を放りっ放し空港に着いたのは出発2時間前~(笑) 早過ぎる搭乗手続きを終え、出発ロビーでの夫との会話は相変わらず古代史のこと。 やれ、日本書紀での記載はああだこうだ・・・・とか、 そのとき大友皇子の立場は・・・・に違いない、 当時の倭国と日本国の捉え方・・・・などと、普段から支離滅裂な私の頭はなお一層に混乱。 これには歴史好きの夫もさすがに苦笑い。 それでも機内では、陽が沈む光景に静かに目を落とし、心を鎮める。 この日を迎えるまで、実に沢山の古代史に関する本を読んだ私。 もともと天平時代のころは、大海人皇子と額田王とのあの有名な相聞歌ゆえに、 胸キュンとした高校生当時から憧れていた時代。 大海人皇子(天武天皇)と中大兄皇子(天智天皇)の二人に愛された額田王は きっと美貌の歌人で華やかなロマンを繰り広げていたのでしょうね。 ※この相聞歌をあらためて 額田王が大海人皇子に投げかけた歌 あかねさす紫野行き標野行き野守りは見ずや君が袖振る それに対する大海人皇子の返歌 紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆえに我恋ひめやも 何とも大胆なる愛の表現ではないでしょうか。 ちなみに大海人皇子との間には十市皇女をもうけています。 古代のことゆえ確証たる史料があるわけではありませんが、 万葉集に収められている彼女の歌からイメージを膨らませている私。 またあまり勉強しなかった私の高校生活でしたが、 古文の授業だけは大好きでした。 ********************* やがて伊丹空港着。 その後はリムジンバスに乗り、満月の輝く夜空を見ながら一路奈良に。 夫はこっくりこっくり舟を漕いでいましたが、 私は目を見開いてネオン輝く奈良の町並に釘付け。 およそ1300年前、ここに平城京があったときの様子はどうだったのだろう~? 以前読んだ「日本史の謎は地形で解ける」では、 奈良時代の奈良市の人口はおおよそ20万程度だったと書いてあった。 (これは平安・奈良文化財保存資料を基に建設省で集計したものらしい) 当時の20万という人口は大したもの。さすがに都だけのことはある。 「あおによし奈良の都は咲く花のにほうがごとく今盛りなり」 と詠われたように活気あふるる煌びやかな様子だったのでしょうね。 また仏教を中心とした建築・美術工芸品などが数多く作られたことを考えると その精神文化もかなりのものだった筈。 バスの中から見えるガソリンスタンドやコンビニのネオンを眺めながら、 1300年というときの経過は長かったのか、それとも短いものだったのか 心底分からなくなってしまいました。 次回はいよいよ法隆寺編です。今日はこの辺で。
by ks-226
| 2016-04-27 19:30
| 古都・歴史
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Comments(4)
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by
s-hiro
at 2016-04-28 10:39
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奈良行ってないですね、先日京都行ったとき奈良もと思ったのですが、予定があって寄れなかったんですよね。奈良の放送があるたんびに、庭師さんと「奈良行ってないね」と言ってます。
歴史に疎い私たち夫婦ですが、旅は楽しいですよね。
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by
hinagesi-k at 2016-04-28 11:27
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ks-226 at 2016-04-28 21:52
s-hiroさんへ、
京都と奈良を一度で回ることは大変ですものね。 私達もなかなか時間が取れないので、 どちらか一方だけでした。 ただ今は奈良時代の歴史に夢中になっているので 暫くは奈良一辺倒が続きそうです。
Commented
by
ks-226 at 2016-04-28 22:00
ひなげしさんへ、
ひなげしさんも天平のロマンには心奪われましたか~! 古今東西人間の営みは変わらないものですね。 40年前と今では何か変化はあるかしら~! そうそう東大寺ミュージアムが出来て 三月堂の日光・月光菩薩がそこに移動したようですが。
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