シャコの味覚 2006・10・17 |
夕食時、ピンポーン!とチャイムの音が~~。
玄関を開けると、大量の「蝦蛄(シャコ)」をぶっきらぼうに差し出すニコニコ顔の友人です。我が家では、独特の甘味があるこのシャコを全員が大好物です。
札幌の近海産の新鮮なシャコを、年に数回こうして戴くことがあるのですが、そのつど歓声を上げています。グロテスクとも言える姿ですがとにかく美味しい。
写真は殻のついた状態ですが、この4倍ほどの量でした。
早速、キッチンバサミをもって殻剥き作業です。先ず頭を取り除き、ハサミで鋏や脇腹の殻や脚を切り落とします。あとは背中の殻と腹皮を剥がしていきます。この手の作業は、私も手慣れたものなのですが、量が量なだけ時間がかかって大変でした。ふぅ~。
さ~て、出来上がりです。お寿司によく使われる素材ですが、我が家ではお刺身にしました。はなをのお酒も進みましたよ。
勿論、シャコの殻はネットに入れ外に吊りました。
これも良質のキトサンとなり植物に還元されて行きます。
ところでこの蝦蛄(シャコ)という名は、石楠花(シャクナゲ)が転じたものらしいですね。
一方シャコバサボテンも漢字で書くと蝦蛄葉サボテンですが、これは葉にギザギザがあり茎節が蝦蛄に似ているからだと思われます。
こうしてみると、植物の名も多岐にわたって使われているのだと妙に納得です。
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海老と同じように 頭が と 思ってたのですが
ちょっと違うようですね
お寿司の上のは きっと火を通してあるのでしょう
お刺身にして食べたら おいしいでしようね
いろいろの植物にもたとえられているのを初めて知りました
これからお寿司を食べるときは しっかり見つめてあげましょう(笑)
シャコは全国版でものね。それにしてもシャコが濁った水がお好きというのも面白いですよね。なんだか親近感が湧きます。