蕗のとう 2007・4・11(水) |
北海道にも少しづつですが、青空が見られるようになりました。
そして、日陰の残雪も次第に勢いを失い、黒い土の中から姿を現したのは・・・。
春の使者とも言うべき蕗の薹(フキノトウ)です。この蕗の薹は葉が出る前の蕾ですが、ちょっと苦味もあり天婦羅などにすると美味しいので、春の味覚として珍重されていますね。
この蕗の薹、こうしてレンズを通してみると立派な花であることが良く分かります。
写真は、これから咲こうとしているようですね。黄色が雄株、白いのが雌株だそうですよ。
≪キク科・フキ属の多年草≫
北海道に伝わるアイヌ民話に登場する小民族に「コロポックル」があります。
このコロポックルは、アイヌ語で「蕗の葉の下に住む人」と言う意味です。
いたずらもする一方、幸運をもたらす妖精と伝えられています。
こうして、蕗はメルヘンの世界にも通じているのです。
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