ブドウの樹液 2007・4・12(木) |
春の庭には目を覚ました植物たちの囁きが聞こえてくるようです。
次の写真はブドウの枝先から滴っている樹液です。これは冬枯れしたブドウの樹を瑞々しく芽吹かせるため、長い冬眠から目覚めて活動を始めた証拠です。例年春先の一時期にこの現象が見られますが、そのうち自然に治まってきます。
私は以前、この樹液の出ている春に鋏を入れたため、枯らした苦い経験がありました。
それ以来、剪定は晩秋の枯れ葉が落ちてから行うように固く守り、春には決して鋏を入れないようにしています。
ところで、このブドウの樹液ですが、保湿成分をバランスよく含む幻の美肌水なのですね。ブドウ栽培農家の間ではよく知られた話とのことです。そのため化粧品に用いられたり、また栄養価の高い食品としても重用されているそうですよ。
私もこの写真を撮った今朝、そおっと指先で樹液をすくい、願いを込めて顔に塗りつけてみました。果たして効果のほどは望めるでしょうか。
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