純白のバイカウツギ 2007・6・23(土) |
今日の花は、庭の南に面した一番の特等席で咲いている「梅花空木」(バイカウツギ)です。梅に似た清楚な白い花がたわわに付き枝をしならせるように咲き誇ります。ウツギは本来4枚の花弁ですが、これは八重咲きの園芸種で「スノーベル」という品種です。
≪ユキノシタ科・バイカウツギ属・日本、中国、欧州、北米原産の落葉低木≫
この「バイカウツギ」は、亡き父がことのほか気に入っており毎年の開花を大変楽しみにしておりました。ある年その父のため仏壇に供えたとき、むせ返るような甘い香りが室内に立ちこめてしまい、その香りの強さに改めて驚いたことがありました。
また、白の美しさも群を抜いているような気がします。あいにく今日は曇り空で写真も光を取り込めなく暗い感じですが、それでも白は白です。日差しを受けて光輝く花は勿論素晴らしいですが、私は夜の闇の中でぽっかり浮かび上がるこの花の白さにも惹かれてしまうのです。
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バイカウツギ・・初めて見た花です。
本当に美しい白ですね。
色のきれいな花に目を奪われがちですが
この白さは特別のような気がします。
お父様のところへも香りが届いているかもしれませんね。
亡き父は舅でもありましたが、とても優しい人で
私のような者にもとても良くしてくれました。
ですから、この白いバイカウツギが咲くたびに
大好きだった父に逢えるような気がして嬉しいのです。
鉢も多いようですが、管理も大変でしょうね。
北海道は冬期間は鉢を外に出しっ放しが出来ないので、
ついつい空いている場所を見つけて地植えしてしまいます。
というより、鉢栽培が下手なだけですが・・(笑)
本当に雪の白さは身にこたえますが、夏の白さは爽やかですね~。
今日も植物園の深緑の中を二人で歩いていて、
春には季節はずれの雪がいつ舞い戻ってくるかも知れないと
一抹の不安がいつも心にありますが、
今はそんな不安もなく最高の季節だとつくづく思いましたよ。
それほど冬期間は忍耐ですものね~。