睡蓮(スイレン) 2007・6・24(日) |
今日は市内の「北大植物園」に行ってきました。ここは中心街のビルの立ち並ぶ谷間にあり、まるでぽっかり浮かんだオアシスのようなところです。北海道大学農学部の附属施設として一般にも開放されています。
今日のお目当は「睡蓮」です。以前に訪れたときはまだ花の咲いてない時期でしたから、チャンスを狙っていたのです。嬉しいことに咲いていました。小さな池ですがまさに所狭しと満開でしたよ。睡蓮は別名「ひつじ草」とも呼ばれ、それは花が未(ひつじ)の刻(午後二時)に開くことからと言われています。
水面に浮かぶ葉も池いっぱいにひしめいています。
「睡蓮」の白い花です。綺麗でした。
閉門まで睡蓮の水匂ひけり はなを
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この季節、涼を感じさせてくれ
いつまでも眺めていたい気持ちになります。
モネが好んで描いた花であるのも頷けますね。
ひつじ草と呼ばれる由縁も初めて知りました。
すばらしい木ですね。木の種類はなんでしょうか。
こんな木のそばで、ゆっくり深呼吸してみたい。
>睡蓮の水匂い、美しいことばですね。
水まで麗しく思えます。
水の庭を愛したモネも睡蓮の花には魅せられたのでしょうね。
昨日は、この植物園からすぐ近くの北海道庁の池にも睡蓮の花が
咲いており、睡蓮のはしごでした。
ひつじ草の呼び方も、日本的で素敵ですね。気に入っています。
この植物園は、クラーク博士の提唱により明治17年に開園となりました。
そして、この巨木は当時からずっと生きている「ハルニレ」の木です。
明治、大正、昭和そして平成と北海道が刻んできた歴史を静かに見守り続けているのです。私たちは、このハルニレの木の下で持参したおにぎりを頬張りました。
この植物園は、他にも「ヤチダモ」、「ハンノキ」、「ミズナラ」など開拓時を
彷彿させるような原生林の巨木に囲まれています。
ですから、都心の真っ只中にありながら、一歩足を踏み入れると
ひんやりした空気で別世界のようです。
ハルニレは英名を「エルム」と言い、北海道大学のキャンパスにも
この「ハルニレ」の巨木が沢山あります。
ですから北海道大学は「エルムの学園」とも呼ばれていますよ。
そして、睡蓮の花も丁度時期で楽しめました。
このところ私たちは週末になると、
リュックを背におにぎりを持って出かけています。
これって熟年夫婦の姿らしいですね(笑)
睡蓮 知識がありませんので間違っていたらごめんなさい。
そちらでも もう睡蓮の季節なのですね。
花が咲き出すと 次々と色々な花が咲き出すのですね。
私も若いころは全く無頓着でした。
このようなことに興味を持つということは年をとった証拠です(笑)
植物園は研究施設である訳ですから、
花木の多くにネームプレートが付けられていて、とても分かり易いです。
また、広い芝生も気持ちが良いですね。バラ園もありました。
資料館や博物館も、ゆっくり見学するとなかなか面白いですよ。
この植物園には南極で生き延びた「タロ」、「ジロ」の剥製もあるのですよ。
また市内の中心地にあるため、都市化に伴い湧き出る水も枯れたりして
その存続のための努力も大変らしいです。
何せ年数の経った樹林が多く、それらを絶やさないために
次世代に繋ぐ種を採集し植樹しているのですね。
芝生もよく手入れされており、我が家の小さな芝生に
手こずっている自分が恥ずかしくなってしまいます。
睡蓮の花は紫陽花と同じころ咲くと記憶しています。
北海道では紫陽花はまだ蕾も小さいですが・・。