夏庭の女王「百合」 2007・7・10(火) |
バラの一番花が終わりに近づいてくると、夏の庭の主役である百合の芳しい香りが立ち込めてきます。百合の魅力は『歩く姿は百合の花』と象徴されるように、楚々とした佇まいにあると言われています。けれども、その魅力は何と言っても官能的な甘い香りと、自己主張して止まない突き出た雄蕊にあるような気がします。微かにつながっているかに見える花粉も、雨にも風にも決して離れることなく頑なまでに優美な美しさを守っているかのようです。
次の黄色の百合は友人から頂いたもの。クリスマスローズの繁った葉の間から姿を現します。東側の塀ぎわに植えているため、これもまた殆どがお隣りに向かって咲いています。でも、この一輪だけが何故か反抗してこちらを向いていますが、私を可哀想とでも思ったのでしょうか。
最後の百合は、10年ほど前に「幻の百合」として購入したもの。結構な価格だった記憶がありますが、花も地味なうえ咲かない年もあったりします。とかく忘れがちな百合となってしまいましたが、今年は咲く年であったようです。真上を向いて咲いていますね。
いま庭には、百合の女王「カサブランカ」が蕾を膨らませ開花のときを手ぐすね引いて待っています。そのカサブランカが開花したときこそ、庭を席巻するようにむせ返る香りで満ち溢れることでしょう。
百合の香や彼はかう云ひさう思ふ はなを
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黄百合は少し前までうちにも咲いてましたが
花の周りにはいつも昆虫が飛び交っていました。
最初の画像の百合は
甘いピンクとフリルのような花びらが優雅ですね~
以前、百合を部屋に飾っていた時に
うっかり白い洋服に花粉をつけてしまい
落とすのに苦労したことがありました。
以来、百合に近づく時は
何となく腰がひけてしまいます(笑)
百合の花粉は、それが命のような気がしますが
いったん落とすと大変!白いお洋服ではなおのことでしたね。
私も同じ経験をしていますから、仏壇に供えるときも
家の中に入れるときは必ず花粉を取り除くんですよ。
ですから、手を加えられることなく庭で伸び伸びと咲いているほうが
ずっと美しいです~♪
きっとかおりも素敵なんでしょうね。 一本でも充分かもしれませんね。
私の庭にもカサブランカ あります。まだ咲き出していませんが
楽しみです。そしてシロカノコユリも(^^♪
花を追いかけ、花と戯れ、ふと気がつくと一年の後半も
どんどん進んでいる~~!
花は毎年同じように綺麗に咲くのに、
自分は間違いなくシワも増えている~~!
あ~あ、どうしましょう(泣)
せめて、お花から若さをもらいましょうね♪