西岡公園(植物編~その1) 2007・7・30(月) |
昨日の西岡公園での昆虫に引き続き、今日はその植物編です。約2ヶ月前にこの公園を訪れたときは、「クルマバソウ」の可憐な白い花が足元を埋め尽くすように咲いていました。しかし、二ヶ月も経つと当然とはいえ花の様子もすっかり変わっていました。
今回一番多く見られたのは、サクラソウ科の「クサレダマ」(草連玉)です。
別名である「イオウソウ」(硫黄草)は花の色が硫黄に似ているからとのこと。
湿原の周辺や沼沢地に生育する高さ1メートルにもなる多年草です。
黄色といっても派手な黄色ではなく、涼しい北海道では爽やかな印象を受けます。
開花する前の蕾の様子も楚々としています。
また次の「ドクゼリ(毒芹)」も、木道沿いの湿地に群生して咲いていました。白い小花の塊が集まって更に半球状に形を美しく整えています。「ホワイト・レースフラワー」は、このドクゼリをもとに作られた園芸種です。けれども、在来種では「トリカブト」と共に全草猛毒なので注意が必要ですよ。
そしてこの可愛い黄色の花は、キンポウゲ科の多年草「キツネノボタン」(狐牡丹)と言います。花の径は1センチほど。左下に見える花後の実を見て下さい。お菓子の金平糖に似ていますね。そのため別名を「コンペイトウグサ」とも呼ばれるそうです。
次はつる性の多年草である、マメ科の「クサフジ」(草藤)です。名の由来は花や全体の姿がフジに似ていることによります。1センチほどの青紫色の蝶形の花が連ねて花穂をなしています。この日はまだ数は多くはありませんでしたが、いつか群生しているところを見たいものです。すかさず夏の蝶「コキマダラセセリ」が花の蜜を吸っています。
今回の西岡公園は私が散策するには程よい広さです。元来水源池という立地のため湿地が多く、そのような地に相応しい植物が多く成育しています。他にもまだ撮ってきた写真がありますが、また明日に続けたいと思います。
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2枚の写真はそれぞれ別の日で、同じ時刻に撮ったのですが、何故か働き者のアリがチョコチョコ忙しいそうに、働いている。 名も判らぬ花が、フラクタルのように幾何学的に配置された印象を受け、1コマに納めた。... more
キツネノボタン
ニイミナンキチの物語 l暖かくって ふんわりしてて
手袋を買いにいった子供のキツネの手
きっとこんな形と色だったのね!
お母さんのキツネが陽だまりでかわいい子供の髪飾りに
この花つけてあげたでしょう!
すると 子キ゛ツネはツンと顔をあげて母ギツネ みつめていたに
ちがいない!
ありがとう! やさしい物語 知らせて くれて!
咲く花には それぞれの物語が
生まれるように思いますし またそれを知らせてくれる
役割が花 生き物達なのかもしれませんね
だいじに みつめていかなくては!
そうですね~~。花を見てそれぞれに物語を思い浮かべる~~♪
何と愉しくなって心温まることでしょう♪
久し振りに新美南吉の可愛い童話を想い出しました。
子供が小さかったとき、国語の教科書を親子で夢中で読み
「ごんぎつね」や「手袋を買いに」などに涙したものでした。
現代に失われつつある大事なことをミルさんから、
そして花から教えてもらいました。有難う♪
子供のとき、野原を駆けめぐりながらトゲトゲの実を
服につけ合って誰が一番か競争したことがありましたね~。
ターシャママさんも経験があるのですね。
そのような植物は色々あるのでしょうが、
私が記憶しているのはイノコヅチ!
すっかり忘れていましたが、こんど注意して捜してみたいです。
最近では、勿忘草の花後を片付けていると軍手にびっしり実が
くっついて四苦八苦したことがありました。
今日は、草花の写真なんですねえ~
ごんぎつね、手袋を買いにといえば、小さいころに読んだ覚えがありますよ。昔は、まんが日本昔話をよく見てましたねえ。
今の子供にこそ、ああいうお話を読んで聞かせたり、テレビで見せたりする必要がありますよね。
殺伐としすぎきてますし。。
貧しいながらも、親子のほのぼのとした情愛が溢れていましたね。
私は子供の教科書で読んだだけでしたが、
私の子供も新しい学年になって新しい教科書が届くと
真っ先に国語の教科書を開けるのを楽しみにしていました。
学年ごとにのっている物語が大好きなようでした。
今の教科書はどうなのでしょうね。