虫の女王 2007・8・14(火) |
今日も暑い札幌でしたが、お墓参りに行って来ました。すでに数日前に掃除のため訪れてはいたものの、今日は皆の元気な様子をご先祖様に報告です。あたりを見渡して見るとどこのお墓にも真新しいお花が供えられ、ご先祖様を敬う人の多さに改めて感じ入るばかりでした。
≪夾竹桃(キョウチクトウ)≫
一方、窓を開け放したまま夜になると、早やどこからか虫の音が聞こえてくるようになりました。昨夜のことですが、思わず導かれるように外に出て見ると、秋の虫の女王と言われる「邯鄲」(カンタン)の美しい鳴き声でした。
♪~ルルルルル~♪と美しいながらも儚げに奏でる様子は毎年私を虜にさせるに十分な音色です。夜ゆえに姿は見えませんでしたが、一夜明けた今日同じ場所で注意深く見てみると、静かに休んでいる「邯鄲」の姿が見られるではありませんか。思わず撮った写真がこちらです。かなり不鮮明かと思いますが、全身を緑の薄絹に纏った体長1・5センチほどの細身の虫です。バッタの仲間でアブラムシなどを食べます。
この「邯鄲」は北海道のような寒地が相応しいのか、その季節になると道端の草むらなどいたるところでその鳴き声を確認することが出来ます。そしてその名の由来は、中国・邯鄲の町で盧生が見た「邯鄲の夢」の故事から名づけられたとのこと。
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何のムシだか判りませんが私も昨夜 聞きました。
もう少しの我慢だと思いますね。 ご自愛くださいね。
そちらでも虫の音が聞かれるようになりましたか♪
まだまだ残暑は厳しいですが、
虫の音は秋の風情を象徴するものですね。
秋が忍び寄ってくる気配を感じます。
今朝も早起きして庭の雑草を抜いていました。
早いうちは涼しく気持ちがよいのですが、
ある時間から急に暑くなりました。
今日も暑さで苦しめられそうです。お互い頑張りましょう!
邯鄲って、こんな格好だったんですねえ。
確かに、夜になると、虫の音が聞こえてきます。
今年の夏は、昼の暑さに比べて、夜の涼しさがきわだってますね。
秋が思ったよりも早くやってくるかもしれないですね。
そちらも夜の涼しさがあるなんて今年は最高ですね♪
邯鄲の姿は私も長い間謎でした。
この美しい鳴き声を耳にするようになると、その音色に魅かれて
夜の散策が始まります。
2年ほど前までは我が家の庭でもいつも鳴いていましたが、
最近は来なくなってしまいました。
ヒラタアブがアブラムシを食べてしまうので
邯鄲にとっても好物のアブラムシのいない庭は
魅力ないのかも知れません。