春の散策を謳歌 2012・5・21(月) |
皆さんの地域では如何だったでしょうか~?
ここ札幌では84パーセントの部分日食ながらも、
意外に早く欠けていく様子に、私など興奮しながら何度も家の外に出たり入ったり。
広い宇宙のなかでの地球をめぐる他の星との関わり合いが、
こうしたロマンと神秘さを醸し出すのですね。
ちなみに次の日食グラスはお菓子についていたオマケのもの。
これでも十分に観測のうえ堪能出来ました。
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さて天候に恵まれた週末は2日連続の自然散策でした。
次の日も双眼鏡とデジカメ、そして一番大切なお茶とおにぎりも持参。
車から降り立つと、いきなりウグイスの高らかな囀りのお出迎えです。
早速その姿を探すも、どうしても確認出来ず。
あ~あ、やっぱりウグイスを見つけるのは難しい。
姿は枝と同化したような色だし、何より形が雀より小さい。
けれども日本の三鳴鳥とも称されるほど美しい声に私たちも粘りました。
そしてついにその姿を~!ついに見つけました~!
なおかつその姿は一度確認すると、あとは比較的楽に追い続けることが可能。
さあ、それから小1時間ほどをウグイスの動きに併せて遊ぶ楽しさ。
見上げる首は痛くなったものの幸せなひとときでした。もう、満足~(笑)
ただ残念なことは、単なるデジカメではチョコマカ動き廻る野鳥を撮ることは困難ということ。
静止している被写体は余裕を持って構えられますが・・・(笑)
▼次はその余裕で撮ったもの。「スジモンヒトリガ」のようです。
また草花も動かないので、これも撮影可能~(笑)
▼ニリンソウ(二輪草)は今が盛り。
以下お馴染みの春の山野草です。
▼ヒトリシズカ(一人静)
▼クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)
▼クルマバソウ(車葉草)
▼オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)
実はこ日のオオバナノエンレイソウの美しさには目を見張りました。
この花との出会いはこれまでも沢山ありましたが、このときほどの輝きは初めて。
ちょうど程よい咲き具合のときだったようです。
それにしても、自然のなかで自分に相応しい光と風を受けながら命を育む美しさ。
私など以前に園芸店からこのエンレイソウを購入し庭にも植えてありますが、
今になってみると野暮なことをした~!と反省しきりです。
▼また春の野山で最も好きな「オオカメノキ」(大亀木)の存在。
葉脈の美しさと中心部の花群を囲む白い飾り花が見事。
▼最後はもう花は終っているに違いないと諦めていた花。
黄色が美しい「エゾノリュウキンカ」(蝦夷立金花)。
今年の遅い春のせいで何とか間に合いました。
こうして春の花に心を寄せ野鳥たちの合唱に耳を傾けながらの散策。
遠くではキジバトがせわしくなく鳴き、またその反対側からはブッポウソウまでも。
また木々の梢には多くのカラ類の可愛らしい囀り。
何と春は生命力に溢れた素晴らしい季節でしょうね。