ボケの花 2009・5・15(金) |
≪バラ科・ボケ属・中国原産・落葉低木≫
この木瓜はもともと義父が盆栽として愛でていたもの。
その父が亡くなったあと、引き続き盆栽としてお世話する自信もなく庭に地植えしたものです。その為ひねた枝ぶりが気になるものの、それなりに枝を広げてから18年経ちました。
原種のボケの花はバラ科には珍しく朱赤色。
けれども我が家のこのボケは前身が盆栽だっただけに園芸種のようです。
ひとつの枝に白色を主体にビンク色の花も混在。それだけに柔らかい色調。
花の香りはないものの甘い蜜が鳥を引き寄せます。すなわちボケは鳥媒花。
ころころとした蕾も愛らしいもの。
そこで毎年この沢山の花芽を見て期待するのがボケの実。
ところがこのボケの実なるもの、花の美しさからは想像も出来ないような不細工な姿。
それでも堅くて渋さを持った美味しい果実としては定評です。
にも係わらず、私が収穫出来たのは今まで3回のみ。なかなか難しいものです。
と言うのも、ボケの花には雄花と両性化があり、この両性花のみに結実すると言われます。長く伸びた細い枝に雄花が、また太い枝に両性花がよくつく傾向があるとか。
果たして今年は期待どおりに果実を収穫出来るでしょうか。
一方、「深山苧環」(ミヤマオダマキ)もぽつぽつと咲き始めました。
北海道では雑草のように繁殖するので、これ以上広がらないよう絶えず注意。
そして最後は、私の大好きな「ユーホルビア・ポリクロマ」。
何の手を加えなくとも、大きくこんもりとした形状で今年も咲いてくれました。
昨年にはこぼれ種からいくつも発芽しましたが、その小さい芽がそのまま越冬。
今は庭のあちこちで健康に育っています。
耐寒性も抜群で北海道には相応しい花のようです。
ボケピンクと白と両方見れいて良いですね、それも淡いピンク可愛~い。
残念ながら我が家にはないのですが
色が混ざって咲くのも目に楽しいですね。
実はどんなだったかな~と検索をかけてみたら
ちっちゃいカボチャのようで愛嬌がありますね。
札幌はここ数日とても寒かったですが、今日はやっと回復!
その天気に誘われて今日は花屋巡り。
北海道の今はガーデニング開始ということでどこも超満員!
こちらではビオラもパンジーもこれからです。
またボケはアブラムシがつきますが、花の様子はクラシカルで毎春楽しみにしています。
ご心配有難うございます。お陰さまで今は落ち着いているようです。
相変わらず南房総は温暖のせいで、植物の目覚めは早いのですね。
こちらでは牡丹は花芽。そしてバラはまだ花芽が出来ていません。
どうしてこんなに違うのでしょうね~(笑)