腐葉土作り 2009・11・29(日) |
それでも、早朝に見られる薄っすらと積もった雪は、まもなく解けてしまいます。
次の写真はその早朝に撮ったもの。雪と仲良しのクリスマスローズの葉です。
寒さに強い葉がしっかりと雪を受け止めています。
クリスマスローズは、この先深い雪に覆われ、やがて雪解けの頃には花芽を抱えたまま姿を見せてくれます。寒さには強く、北国にとっては本当に有難い花です。
さて、昨日は懸案の腐葉土作りをしました。
材料は全て我が家の庭の落ち葉。但し松などの針葉樹は殺菌成分を含んでいるため除外。つまり、バクテリアが繁殖しないので適さないのです。
また、サクラの葉も微生物の生育を阻害する物質を含むため敬遠。
腐葉土作りの方法は色々とあるでしょうが、私の作り方はいたって簡単。
例年、蓋付きのポリ容器を使用。軒下に置くので雪に埋もれることはありません。
底にはドリルで無数の穴を開けてあります。
このポリ容器の大きさは、70×50×45cm(深さ)くらいでしょうか。
先ず底に土を敷き、その上に落ち葉を20cmほど入れます。
そこに水をジャージャーと勢いよく流し込み。
葉が満遍なく濡れるように足でギュウギュウに押し込みます。
次はその上に発酵を促すために米糠を振りかけ。更に鶏糞もパラパラと。
最後は土を被せます。
これらをサンドイッチ状に幾層にも積み重ね一杯になったら蓋を閉めます。
この状態を続け、1ヶ月ほど後に蓋を開けて今度は切り返し作業を行います。
つまり中の腐葉土を十分に掻き混ぜ、新しい空気を入れ込み更なる熟成を。
この後も1ヶ月に1度はこの切り返しを続行。そして時には水分補給も。
腐葉土も堆肥も同様ですが、働く微生物が活躍しやすい環境には、水と空気(酸素)のバランスが大切な条件のような気がします。
これらを注意していると気に入ったものが得られるのでは。
北海道の場合は完熟するまでには幾分時間がかかりますが、例年10ヶ月位後には手で持った時にボロボロと崩れる程度になっています。
以上が大まかな私の腐葉土作りですが、最も感動する瞬間は最初の切り返しどき。
冷気みなぎる冬の寒さの中で、期待を持ってそおっと蓋を開けると発酵する温度で蒸気がモクモクと。しかも表面は白い菌でびっしり。全て花木のためとはいえ嬉い瞬間です。
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親戚に不幸があり、昨夜のお通夜そして今日の告別式とお参りして来ました。
数年前に101歳の夫を送り出したばかりとは言え、自身も満99歳の天寿を全う。
≪デンマークカクタスの艶やかな花が綻びてきました。≫
≪今年の夏に季節はずれに全開したばかり。一年に2度開花したのは初めてのこと≫
10人の子宝に恵れ、孫、ひ孫、やしゃ孫に至るまでとても数えられないほどの大家族。
明治、大正、昭和、平成と生き抜きながら、その間怒った表情を一度も見せたことのない温和な人柄。そのようなおばあちゃんに相応しく、終始笑い声の絶えないお別れの式でした。人間は死を迎えたときに、その人なりが分かると言います。
私など怒った顔が常とならないようにと、つくづく反省するばかりでした。
私も何とか工夫して場所を考えて、作ってみたいです。
昨日お隣さんと一緒に米ぬかとEM菌で,発酵させる素を作りました。
私にとっては、初めてのことなので、とてもわくわくして楽しかったです。
自然の恩恵を感じます。、こういうことが人を癒すんですね。
私も笑っている人になりたいです(^.^)
腐葉土作りこれがあるから春綺麗な花が咲くんですね。
はんぺんを採集してボカシ肥を作られるのですね。
私もいつか取り組んでみたいと思いつつ、いまだ実現しないまま。
先ずは野山の腐葉土に生息するはんぺん探しからです。
kadononekoさんの進行状況で勉強させていただきますね。
お互い笑う人になりましょうね~^^♪
堆肥作りに使えないサクラの葉の事、勉強になります。
お早うございます。
サクラの葉の利用については、それは微生物生育阻害物質を含むため
なかなか発酵しずらいのです。
そのため半年以内の未熟なものは植物には良くないのです。
ところが長い間寝かせ十分に完熟したものは分解もし、
むしろ長持ちのする良い堆肥になるようです。
加減が把握できてよいですね。
庭の中でリサイクルできるのも素晴らしいです。
桜葉は抗菌作用があるから和菓子に使用できるのですね。
デンマークカクタスがきれいに咲いてますね。
わが家はまだポツンとした蕾です。
自分で作る腐葉土も堆肥も、ともに生き物。
その成分を把握していると、さじ加減が自分で調節出来るので便利です。
今回のように、庭から出た有機物を植物の好きな堆肥や腐葉土の形で再び戻す。
それはミルクのようなものだと思っていますよ。
ちょっと注意で、身の回りには再利用出来るものが沢山あるような気がします。
ともに大往生のこの夫婦はいつも仲良く二人だけで助け合って過ごしていました。
ところが片方が具合悪くなると、バタバタと仲良く一緒に入院。
あっという間に天国に召されてしまいました。
いつもニコニコ顔で、人の悪口も聞いたことがありませんでした。
100年生きることは大変なことだった筈なのに。
腐葉土はとっても参考になります。我家の裏にも里山のようなところがあり、落ち葉が大量にとれます。先週、息子と旦那に命令して落ち葉をとってこさせましたが今はただ裏庭においてあるだけです。今度、やり方を見習ってやってみようと思います。
お早うございます。
裏に里山があるなんて恵まれた環境ですね。
きっと自然が織り成すはんぺんなどが沢山あるのでしょうね。
それを使ったボカシ肥なども作れますね。
腐葉土はどのような形でも簡単に作れると思います。
土の上に重ねて積み重ねたり、また穴を掘って同様にも。
いずれもビニールのような蓋を被せておくと良いと思います。
また、ネットで作っている方もいるようです。
私のように容器で作るときは、底に穴を空け余分な水分を抜くことが大切。
同じ地域の有機物は土着菌がより一層に効果的に働くような気がします。
ご主人と息子さんの良きパートナーのもとに、頑張って下さいね。