2016年 01月 31日
いよいよ手術 |
今回は「前回」の続きです。
私としては本人がどこまで分かっているのか確認出来ぬまま
病院による手術前の色々な準備が慌ただしく行われました。
そしていよいよ手術室に運ばれるときの、
彼女のひと言が胸に刺さりました。
絞り出すように、ただ「おっかない・・・・」
それはそうです。
正常な人間であっても、そのようなときは張り裂けそうな気持ちが当たり前ですから。
きっと不安に押しつぶされそうだったのでしょう。
私は、
「大丈夫よ~!私はずっといるからね・・・・」としか言葉が見つからず。
オペの時間は約2時間で終了。予定どおり。
控室で待機していた私が呼び出され、四角い箱を持った外科医と対面。
医師は有無を言わせず、その四角い箱を開けながら「無事に終わりました」との言葉。
箱の中身は勿論切除した大腸の部分。
その切除した部分はおへその近くから直腸近くまで。
更に人工肛門の造設も勿論同時に。
それにしてもいつもは身体の中に隠れて見えない部分を直視するのはやはり苦手。
実はかって義両親の手術の際にも数度経験あり。
思い起こせば、最初のときは、食欲が戻るまで随分かかったものでした。
ところが、今回は気持ち的には比較的難なくスルー。
私もかなりの図太さが身についたものだと痛感~(笑)
さて、医師からひと通り説明を受けたあと、ICU室に案内され対面。
幾つもの点滴を注入された本人はファーファーと深い眠りのまま。
ところがその翌日からが大変でした。
~続く~
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by ks-226
| 2016-01-31 15:06
| 生活
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