数日前のこと。
私が外出のため門扉を開け、道路に一歩足を踏み出したとき、
一人の女の子が急ぎ足で「すみません~!」と近づいて来ました。
見掛けない子だったけれど、「どうしたの~?」と聞くと・・・・
≪このアジサイもやがて秋色に≫
近くに止まっている軽自動車の運転席の男性の方を指さして
女の子 「あの、おじさんが・・・・」
私 「うん?どうしたの?何があったの?」
女の子のゆっくりと静かに話す口調のせいか、
とっさに事情を呑み込めない私は、車の男性は知り合いの人かしら?などと。
ところが、私達の様子を窺っていたその男性は即車を急発進~!
≪色々なバラが次々と≫
その後、小6という女の子から話を聞いたところ、
「500円あげるから一緒に行こう」と車の中から誘われたらしい。
また、以前にも付け回されたことがあったとも言う。
そのときのことは家族は勿論、学校にも連絡済み。
また近所の方も知っており、みなで気を付けてくれていたらしい。
そのような私達のやり取りを一部始終見ていたのは、我が家のお隣さん。
事が起きる前に、見慣れない車が止まったことで2階から様子見していたとのこと。
車から降りた男性は物陰に隠れるように誰かを待ち伏せしている雰囲気。
ますます不信に思い、車の型式・色・男性の年齢などを注意深く見ていたとのこと。
最悪のことを考えて警察に連絡。
早速お巡りさん3人が駆けつけてくれたものの、
母親は仕事で毎日9時、10時でなければ帰宅しないという。
それまで一人で待たなければならない子の不安さは如何ばかりのことでしょう。
≪今日も芝刈り≫
昨今は情けないことに幼女誘拐事件が珍しくはない時代。
大人が子供を守ってあげなくてはならないのに、
逆に大人が幼児を餌食にするという残虐さ。
昔の誘拐は「身代金目的」が主流。
ところが現代は「いたずら目的」とは情けない。
また核家族化している現代の家庭事情。
親が仕事で不在の間、子供だけで過ごさなければならないことも心配。
まあ、育て方や躾方次第では自立心を養うということもあるかも知れませんが・・・
あれこれと様々なことが頭から離れず、
私達大人はどうしたら良いのか、そればかり考えています。