ウトナイ湖畔 2006・9・24 |
この週末、北国としてはめずらしいほど好天に恵まれ、澄み切った青空が広がる絶好の行楽日和。常日頃気になっている芝刈りも終え、またお彼岸の墓参りも済ませました。
そして今日は、北の空の入り口である千歳空港からほど近くに位置する「ウトナイ湖」ヘ行ってきました。近辺の清流がそそぎこみ、平均水深0.6mの淡水湖であるこの湖の周辺には原野、湿原などの豊かな自然が形成され、渡り鳥の中継地としてヒシクイ、マガンが、続いてコハクチョウ、オオハクチョウなどが飛来してくる地です。
今日は時期的にまだ早く、人に慣れた留鳥がいるのみでした。
しかし、やがて紅葉も終わりを告げるころシベリアなどから姿を見せ、しばらく羽を休め湖に繁茂している水草を食べます。
よしきりに追はれてサンクチュアリあり はなを
湖畔をめぐる「自然観察歩道」を歩いてみました。帰化植物の「友禅菊(ユウゼンギク)」が溢れんばかりに迎え入れてくれます。
「蝦夷竜胆(エゾリンドウ)」です。大型のリンドウで太い根茎を持っています。
これは、「黄金菊(コガネギク)」でしょうか。「アキノキリンソウ」と似ています。
秋の七草のひとつ「薄(ススキ)」です。ここに満月があると絵になりますね。
次は、「長穂白吾亦紅(ナガボノシロワレモコウ)」。湿原や湿性の草原に生育するバラ科の多年草です。
鮮やかなピンクの綺麗な花でした。「穂咲下野(ホザキシモツケ)」と言います。雄蕊がとても長く虫たちに人気があり、英名では「クィーン・オブ・メドウ」(草原の女王)の名が。
こちらは、ホザキシモツケの花が終わった実の姿。
キリギリスの甲高い鳴き声、また私の大好きな邯鄲の美しい音色、そして野鳥たちの囀りのなかにあって自然に浸ったひとときも、空港の近くゆえに頻繁に飛行機が頭上を往来し現実に引き戻されてしまいます。
では、人間はいったい何をなすべきなのでしょう。
その自然を守ってあげることのような気がします。
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プチお久しゅうございます~~~
やっと PCも 安定していろいろとやってみてました!
~~~のが近況です!
ウトナイ湖 やはり響きが違います
そして 感激です 白鳥に一年中あえるなんて!
ミルは白鳥の本物にであったのは 遠い 遠い昔のことです
写真の白鳥達が仲間を呼ぶのでしょうか
北国に おとずれるのは 冬の寒さと氷国の貴族 白鳥達ですね
飛来する貴族達の群れを 見にゆかれるのでしょうか?
きっと すばらしい光景でしょうね!
歩道すぐわきに これほどの自然の恵みの花達!
色もずいぶん あざやかに思います
やはり 自然の宝庫 北海道!! ですね
すばらしいのひとことです
ミルの大好きな野鳥もたくさん 住んでいることでしょう!!
きっと 翡翠もいることでしょうね
ksさんページをマイ・ローズガーデンのほうにも
リンクさせていただきました 事後承諾の形でごめんなさい
またどうぞよろしくお願いいたします
☆ よしきりに追はれてサンクチュアリあり ☆
はなおさま どうもありがとうございます
今 ウトナイ湖 サンチュクアリ をみさせていただきました
やはり 多くの野鳥の宝庫でありましたね
こちらでは目にすることのできない 貴重な野鳥達の楽園!
翡翠 オオルリ ノゴマ.......きりなくですね
ミルは翡翠の美しさに感激しております
翡翠の追っかけです
休日は 大砲のようなカメラをかつぎ出かけます
が なかなか 出逢いはありませんが
夢のようなところですね!! うらやましいかぎりです!!
どうもありがとうございました。
ウトナイの名は、やはりアイヌ語からきています。
そして、平均60センチの浅い水底には日がよく届くため水草も繁殖し、
鳥が飛来する地となっているようです。
私が行ったとき、湖畔にはコブハクチョウが多く、また渡り鳥としてやってきたものの怪我をして飛べなくなったオオハクチョウたちが残っていたものです。このオオハクチョウたちは、仲間たちが渡ってくるのをどんな思いで待ち、また見送るのでしょうね。でも彼らはここで生息しヒナを孵しています。
そうそう、水草のヒシを好んで食べることからヒシクイと名がついた鳥もいます。水辺に落ちているであろうそのヒシの実を捜して1個だけ見つけ持ち帰りました。
ここは日本野鳥の会第1号のサンクチュアリだけあって、野鳥の宝庫なのでしょうね。カワセミもいるらしいですが、動きが早くて写真を撮るのが難しいと言っていた人もいました。
渡り鳥で賑わいを見せるころは10月中頃でしょうか、また訪れてみようと思っています。千歳空港から15分、札幌からは車で90分ほどの地です。