カラスの頭 2006・11・30 |
昨日より今日、そして今日より明日と、日毎に寒さが厳しくなっている札幌です。
いま、窓から外を覗いてみると真っ白な雪が深々と降っています。
明日の最初の仕事は、まず除雪から始めなければならないようです。
いよいよ、来年の春まで雪相手の難儀な生活を送らなければなりません。
≪寒い日には暖かいローズヒップティーを≫
こうした寒さのなか、カラスの低空飛行が目立つようになりました。
人間社会に密接に関わりを持ちながら生きている彼らは、嫌われながらもゴミ集積場などで容易に餌を獲得できます。しかし、他の食物となる昆虫や穀物などの捕獲が困難な冬場であれば、人間の出すゴミにしか頼ざるを得なく低空飛行となるのでしょうね。
ちなみに、ゴミ場に集まるのは透明感のある声でカアーカアーと鳴く「ハシブトガラス」が主流のようです。一方、ガア・ガアと鳴く「ハシボソガラス」の方を、私的には姿形がすっきりしているため好みです。
≪ビタミンCが豊富なローズヒップティーは爽やかな酸味があります≫
雪のないときには、庭の芝生にもこのカラスがよく来ていました。
雨が降った翌日などは、ミミズが土の上に顔を出すことが多いので彼らを狙って来るのです。また、植木鉢の土の中に脂身などを隠されたこともあります。隠したものは、あとでちゃんと取りにくるのですからその記憶力も大したものだと思います。
他には、胡桃の殻を走る車に割らせる行動もよく知られるところです。
そして、極めつきは神社の賽銭箱からお金を失敬し、鳩の餌が入っている自販機をカラス自身が操作して餌を横取りする行動です。何と頭が良いのでしょうね。
下手な人間より頭脳明晰です。
頭の悪い人を「鳥頭」とはよく言いますが、カラスに限っては例外のようです。
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