小旅行(その2~熱海) 2007・2・14(水) |
小旅行2日目は、野鳥の囀りで目が覚めました。宿の窓を開けてみると、賑わしいヒヨドリたちの姿です。ああ~日本中どこにいても、朝の光景は同じなのだと、ちょっぴり札幌の家を思い出しました。が、何よりも嬉しかったことは、この朝、窓から富士山の頂きが半分だけですが、くっきりと見えたことでした。
その富士山を、昨日は一度も見ることが出来ず残念な思いをしただけにとても嬉しくなり、更に良く見るために、早速ビューポイントに向かいました。芦ノ湖畔よりロープウェーにて登る駒ヶ岳山頂です。そこからは眼下に箱根の全景がパノラマのように広がり、目の前には雄大な富士山が美しい裾野を広げ眩いばかりの姿を見せてくれました。古今東西、日本の象徴として富士山が君臨するのも当たり前のことと大いに納得してしまいます。
そして次は、梅の開花が日本一早いと言われる熱海梅園に直行です。丁度梅まつりが開催中であり、汗ばむほどの陽気さのなかを大勢の人々で賑わいを見せていました。
常日頃、実のなる豊後梅しか目にしていない私にとって、これほどの多種多様の品種の梅を見ることは初めてであり、芳しい香りとともに深紅・白・ピンクの美しい花の数々を大いに堪能できました。
≪白加賀(シラカガ)≫
≪長束(ナヅカ)≫
≪紅千鳥(ベニチドリ)≫
息急きの父も来ている梅の茶屋 はなを
さて、梅園を後にして向かったところは、今回の一番のお目当てであるMOA美術館です。相模湾と初島を望む熱海の高台にあるこの美術館には、かねてから一度は訪れてみたいと思っていましたが、今回の旅行で思いがけず実現の運びとなったのです。
おりしも、毎年2月には尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」が公開されており、この上ないタイミングでした。他にも、やはり国宝である野々村仁清作「色絵藤花文茶壷」の美しさにも接することが出来、大いに興奮してしまいました。
ゆったりした大きな展示室で、はなをと二人で実物を思う存分に見入ることが出来たことは、まさしく至福のひとときでした。
梅の香に初島乗せる相模灘 はなを
さあ、明日は最終日の北鎌倉のアップです。
花のブログ・ランキング ←応援のクリックお願いします。
旅行に行かれてたんですね~
北海道から関東に移動すると、気温差が大きくて大変だったのではないでしょうか?
ここのところ、こちらは春のような陽気が続いていますから。
今年は梅の花が咲くのも早かったようですね。
暖かい地では、本当に快適でした。梅の花はいたるところで目にしました。緑も多く気持ちよく過ごすことが出来ました。
でも、札幌に帰ってくると、毎日天候が悪く雪に悩まされています。
今夜も吹雪です(泣)。
気温差は随分ありますが、人間上手く出来ているもので、すぐ順応してしまうから不思議なものです。心配はないものですね。
富士のお山のパノラマとロープウェーでの堪能!
少しずつ地上から離れていくごとに 鳥になって大空を羽ばたく。
ひろがってゆく世界
鳥になって大空を舞うとわれ等の暮らす世界がこう見えていることが
わかりますね。
人もまた生かされた地上の一部だと、ミルは思わず
息をのみます~~~♪
そのあとは 「熱海梅林」これほどの梅の種にかこまれて
梅の精は遠く古来の中国より来て
私達に毎年の香りの便りを運びます。
美術館での美の祭典にふれられすばらしい時を絵画から
いただいたのですね。
はなをさまへ
そうですよね!はつしまも見えますね 梅の香りが
はなを様ご家族様に
太平洋上に浮かぶ島を見せてくたさったのですね。
洋上に浮かぶさまは 一枚の絵のようですよね。
すばらしい 句だと感じました。
ありがとうございました。
では つぎの旅にまいりましょうーーっと~~~♪
高いロープウェーから眼下を眺めるって、自分が大空に舞う鳥になったと思うとそんな楽しいことはないですね~。今回は想像力不足でした。いつもは羽ばたく鳥を下から見上げて鳥になりたいとは思うことですが、折角自分が鳥の気持ちになるチャンスでしたのに・・。
はなをの俳句へのコメントも有難うございました。
本人も喜んでおりました。シャイな性格のため、宜しくお伝えくださいとのことです。