啓蟄 2007・3・6(火) |
ここ数日の暖かさで札幌は雪解けも随分進みました。
そして、今日は二十四節気のひとつ「啓蟄」の日です。
大地が暖まって、冬の間地中にいた虫が這い出してくる頃なのですね。
しかし、庭はまだまだ雪に覆われていて土を捜すには困難です。そこで、2階の風除室で人知れず休眠している鉢たちはどうしているだろうと、恐る恐る覗いてみました。
ここには「君子蘭」の大鉢が3個並べて置いてあるのですが、まぁ~、びっくりです。
いつの間にか、ご覧のように花芽がニョキニョキと伸びているではありませんか。
植物は本当に正直なものです。というより、日の長さや僅かの気温の差にも敏感に反応を示す自然そのものなのですね。そこで植物を見て季節を知る道理が頷けるわけです。
しかし、この君子蘭の芽吹きは毎年見ている筈でありながら、その時期になると何故初めて経験するような新鮮な気持ちになるのでしょう。ガーデニングの不思議な魅力がそこにあるような気がします。
花芽は全部で5本。すっかり伸びきったものから、葉を分け入ってまさに出ようとするものまで様々ですが、それぞれの個性をもってどのように開花してくれるのか大いに楽しみです。
啓蟄やしきりに開く排水口 はなを
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