冬の西岡公園~その1 2008・2・3(日) |
青空が広がった冬晴れの日曜日、急遽市内の西岡公園の鳥見に出かけることに。
はなをと二人急いで防寒靴と防寒服に身を包み、車中でおにぎりを頬張りながらの素早い行動です。
雪の西岡公園は初めて訪れましたが、着いてみると広い池は氷が張りその上には一面の雪で覆われていました。そして、その雪の上には様々の動物の足跡が。写真は向こう岸へ渡ったであろう「キタキツネ」の一直線の足跡と思われます。その他エゾリス、野ねずみ、テンなどのイタチの仲間、雪ウサギなど何種類もの跡が証拠を残していました。
キツネみち大きかんじき追ひつかず はなを
この公園は水辺の公園として、夏にはトンボや蛍が舞い、また一年を通して数多くの野鳥が生息するなど、自然愛好家に広く親しまれているところとなっています。普段は設置された木道を歩きながらの観察となりますが、その木道も冬はこのような有様。私も足もとがふらついて2度ほど木道脇に落ちてしまいました。
それでも、冬としては珍しいほどの青空を仰ぎながら、鳥のさえずりを耳に出来る心地よさは至福のひとときです。そして、ほとんどの枯れ葉が雪に埋もれたなかで、花の咲いた形を留めていたのが次の写真「ノリウツギ」。別名「サビタ」の花ですね。
広い公園の歩道は「スノーシュー」というのか「かんじき」のような履物で雪が踏み固められており、そのため私たちも楽に過ごすことが出来ました。管理事務所があると何かとお世話になるものです。約2時間ほどの滞在でしたが、秋には沢山見られた木の実などはひとつも見られませんでした。鳥たちが全て食べ尽くしたのでしょうか。今日はその野鳥との感激の対面がありましたが、その様子はまた明日に。
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応援してくださった方、有難うございます。
やはりこちらとはスケールが違います。
でも不思議なのは4本足なのに残る道は1本。
お行儀のよい歩き方をしているのですね(笑)
この雪道は、こちらの人間ではまともに歩けないでしょう。
はなをさんの句も状況がよくわかって素晴らしいと思います。
ノリウツギは紫陽花の種類ですか?
枯れた感じがよく似ていますね。
この日、帰りに管理事務所によって色々お話を伺ってきましたが
キタキツネは、一直線に歩くのが特徴らしいですね。
また、キタキツネは1~2月が発情期とのことですから
きっと忙しく動き回っているのでしょうね(笑)
ノリウツギは、仰るとおり紫陽花の仲間です。
原田康子さんの「サビタの花」で一躍有名となり、
北海道ではサビタの花と言われて親しまれていますよ。
厳しい寒風に晒され、ドライフラワーとなった姿は
自然の造形美そのものだと思いました。