クサカゲロウに守られたバラ 2008・10・21(火) |
花々が咲き乱れていた時期には、いたるところで見られたこの虫の親子も秋の深まりとともに目の前から消えたように思っていました。ですから、とても懐かしいような気持ちになったものです。
考えてみると、我が家の庭はこの虫の親子に大変お世話になっています。
バラにまつわり付く大量のアブラムシを退治してくれるだけではなく、花木にとっては憎っくき害虫のカイガラムシやハダニまでも平らげてくれます。ですから、これほど有難い虫はいないのではないでしょうか。しかも成虫はレース・ウィングと呼ばれるほどの美しさ。なおかつ、その卵は優曇華(ウドンゲ)と呼ばれる幻想的な存在。私などはもうメロメロです。
尚、昨年アップした優曇華の記事はこちらです。
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そのクサカゲロウに守られた今朝のバラ。
≪わらべ歌≫
≪粉粧楼≫
≪ノックアウト≫
≪ジェミニ≫
このジェミニは撮ったあと、『もう、いい~?』と言いながら、ハラハラと散りました。
同じカゲロウでもクサカゲロウとウスバカゲロウとは別もの。
ウスバカゲロウの一部の幼虫は例のアリジゴクです。
幼虫の姿はともに似ていますが、穴を掘って蟻を待ち伏せして獲物を捕らえる
アリジゴクと違い、クサカゲロウの方はアブラムシなどを捕食しています。
ですから庭には有難い助っ人です。
アゲハが来るなんて良いじゃありませんか!
脱皮まで観察できるのですから、羨ましい限りですよ。
このクサカゲロウは例年我が家の庭に沢山集まります。
ですから、薬を撒くことはとても出来ません。
木酢液でさえもためらってしまいます。
という訳で毛虫など悪い虫は捕獲のみです。
今、トモさんのところにお邪魔してきたところです。
若冲の松梅双鶴図を描いていらっしゃるのですね~凄いです!
何年か前、上京した折に東京国立博物館にて実物に堪能してきました。
そのときは、等伯の松林図屏風にも触れ夢心地で帰宅したことを思い出しました。
そうそう、バラは難しくないですよ!ただ肥料食いなだけです(笑)