アマの花 2008・10・26(日) |
我が家でも、『よ~し、明日はいよいよ暖房にスイッチオン!』と決定したところです。
さて、すっかり殺風景になった庭にまだ勢いよく広がっているのは「亜麻(アマ)」。
今年の6月にはこのような清楚な花が沢山咲きました。
≪アマ科・アマ属・中央アジア原産の耐寒性一年草≫
(平成20年6月29日撮影)
いま札幌では、アマ・ホップのフラワーロードとしてサッポロビール園界隈にこの花が沢山植えられています。そこで目にしたアマは、一見して茎が細く頼りなげな佇まいでありながら、風に揺れる姿はしなやかな強さが感じられる魅力的な花でした。そこで早速ひと株を求め今年の春に我が家の庭に仲間入りしたものです。
(平成20年6月29日撮影)
茎の繊維はリネンとして製品化され、この種から取った亜麻仁油(アマニユ)は健康食品として重宝されているようです。かっては繊維用に広く栽培されていたものの、化学繊維の台頭により影が薄くなってしまいました。札幌の市内には麻生(アザブ)という地名がありますが、これもかっては帝国製麻工場があった地の名残りです。それほど天然繊維がはなやかな時代があり、その頃はこの薄青の花が一面に咲き誇っていたのでしょうね。
今年は我が家の庭でも沢山の種ができました。来春は、この種からまた一段と広がりを見せてくれるのではと大いに楽しみにしています。
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ところで、我が家の塗装工事は昨日終わりました。足場は2日後の明日取り払うとのことです。そこで足場のあるうちに2階の窓ガラスを拭くために夫に登って貰ったのですが・・・
何と、塗装屋さんが全部拭き終わりガラスは綺麗だったそうです。
仕事熱心な真面目な方たちとは十分に感じていましたが、いやはや恐れ入りました。
塗装屋さん有難うございました。
赤の麻の葉模様の長じゅばんは、今でも愛用して居ます。
今日はいよいよ足場も外しました。
そして、暖房機も始動し家の中はやっと暖かくなりました。
あとは家の外のぐるりを片付けをし、葉が落ちたころを見計らって
最も懸念すべき雪囲いが待っています。
憂鬱ですが、雪国には避けられないことですから我慢します~(涙)
亜麻の栽培は、日本では冷涼な地である北海道が最も相応しいのだそうです。
また、東京の麻布もそうであるように製麻工場のあったところは、
麻の文字を使った知名を残しているようですね。
今回北海道では、約40年ぶりに亜麻栽培を復活させ、かつてのように
いたるところで亜麻の花が咲き乱れる風景をつくりたいと夢見ているようです。
亜麻の花は優しい色合いで私もとても好きですが、
「亜麻色の髪の乙女」もムードたっぷりですね。