冬を迎える墓地 2008・11・22(土) |
今日は車で40分ほどのところにある墓地まで。ここにはご先祖さまが眠っています。
向こうに見える日本海側の空は、どす黒い雪雲で覆われていますよ。
きっと、冷たい波が荒れるなか雪も盛んに降りしきっていることでしょう。
例年のように、ここに植えられているツツジの木にも雪囲いです。
北国であればどこの墓地もそうでしょうが、冬期間は墓石ごとすっぽり雪で覆われてしまいます。春までは足を踏み入れることも出来ませんから、今年最後のお参りも兼ねています。それにしても、何の囲いもしないお墓が多いなか我が家のは少々けたたましいかな。
墓地の入り口付近には、真っ赤に色づいた「ナナカマド」の赤い実が綺麗でした。
ここ数日の寒さで紅葉した葉も全部落ちてしまったようです。
北海道では別名「カラスの実」と呼ばれ、街路樹などに多く用いられています。
この赤い実に白い雪がうっすらと被る景色は本当に惚れ惚れするものですが、今日はそのような光景をお見せできないのが残念。
「カラスの実」とは呼びながら、果たして本当にカラスが啄ばむのか。
長年生きてきた私もその姿にはお目にかかることなく過ごしてきましたから、何故にこのような名前が付いているのかいつも不思議に思っていました。
ところが、先日偶然にもこの「カラスの実」に群がり啄ばむカラスの大群を見つけ、「ああ~やっぱり」と妙な安心をしたものでした。
水分の多い木のため7回カマドに入れても燃えきることはないと言われる「ナナカマド」も、夏には可憐な小さな白い花が咲き、秋には真っ赤に熟した実を楽しみます。
けれども、その実をカラスは食べても人間の口にはとても渋くて苦いようですよ。
うちのは 寺の境内の中 まあまあ広いほうですが
自然風というか 通路は 自然に 曲がってるし・・・あははは
内地ではお寺の境内のお墓が多いようですね。
自然がいっぱいは落ち着くでしょうね~。
この墓地は比較的新しいので、駐車場スペースも十分にあり
また、家からも近い方なので便利です。
まだまだ拡張が続いていますが、風がいつも強いため
いまだかってローソクに火を灯せたことはありません。
やっとの思いでお線香だけです(笑)