花ときどき十七音:自然
2019-09-02T16:27:37+09:00
ks-226
花に興味がある妻と、ことばの十七音に興味がある夫のブログ
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レンゲショウマに逢いたくて
http://piromari.exblog.jp/30767627/
2019-09-02T18:20:00+09:00
2019-09-02T16:27:37+09:00
2019-09-02T16:27:37+09:00
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自然
昨日の日曜日にやっと訪れることが出来ました。
肌に優しいほどほどの涼風は心地良く、
また初秋とはいえ広大な公園はまだ深い緑に覆われておりました。
昨今何かと話題になる熊騒動のことが一抹の不安でしたが、
この日は何事もなく無事開園でホッとひと安心。
それでもふと上を見上げると、微かに色付き始めた葉が・・・
▼この日の目的は、この時期開花中の「レンゲショウマ」鑑賞。
時期的には少し遅かったようで、花も精彩を少し失い散りかけているものも多々。
それでも「森の妖精」と称せられるだけあって神秘的な美しさです。
▼植栽されているゾーンは、日差しのあまり届かない深い森のなか。
この樹林の下で、人待ち花のようにひっそりと咲いていました。
近くには炊事場があり家族連れで賑わっていましたが、
この花のもとに訪れているのは夫と私のみ・・・
待ちわびていたのは花だけではありませんでした。
散策路を歩いていると待ち構えていたやぶ蚊が一斉に~!
防備せずに来たことを悔やみましたが「あとの祭り」。
「レンゲショウマ」に魅せられるようになったのは、
昨年我が家の庭で育てるようになってから~!
薄紫色の花がたおやかにぶら下がるさまは本当に魅力的。
すっかり虜になってしまいました。
ところが我が家の今年のレンゲショウマは最初元気に生育していましたが、
何とこの夏の暑さのせいか次第に葉も蕾も黒くなり駄目のようです。
幾分日陰の地に植えてありましたが、それでも難しかったのでしょうか。
悲しいかな、地中の根に望みを託すしかありません。
来年はどうなるものやら・・・・
それでも今年はこの日訪れた「滝野すずらん公園」で
沢山のレンゲショウマの花たちの中に佇む贅沢さを味わうことが出来ました。
この日はレンゲショウマだけではなく、沢山の山野草に再会出来たことも幸せ。
▼特に次の「ヤマウド」は時期的に私が大好きな実の状態。
早春の若芽は食用に、また夏の白い花も美しく、そして秋の実も見応えが。
▼サラシナショウマはいたるところに。
また写真はないものの、
ツリフネソウやキツリフネソウの終盤の花が名残惜しそうに・・・
その他、ドクゼリ、エゾゴマナ、ミヤマセンキュウ、ミゾソバ等々
足を痛めてから自然散策ともすっかり無縁となってしまいましたが、
これからは時間も出来たことですし、自分の身体と相談しながら
再び野に向かいたいものです。
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オタモイ海岸
http://piromari.exblog.jp/25328055/
2016-06-13T19:20:00+09:00
2016-06-13T17:26:00+09:00
2016-06-13T16:50:17+09:00
ks-226
自然
それでも昨日の日曜日は暖かいというか暑いくらいの快適さ。
「YOSAKOIソーラン祭り」のファイナルステージも大盛況だった様子。
私たちもその陽気さに誘われて、小樽市のオタモイ海岸まで出掛けてきました。
6月に入ると、北海道では渡り鳥扱いの「アオバト」が飛来して来る筈。
そうなると、私達にとって「アオバトは来ているかなぁ~!」がもっぱら口癖に。
▼例年何度か訪れているオタモイ海岸は、
例えアオバトに会えなくとも、目が眩むような断崖絶壁を眺めるだけでも
一見の値ありというもの。景観は秘境そのものですから~!
ちなみに、アオバトは小樽市の鳥に指定。
また、アオバトが海水を飲むために飛来する海岸を見下ろす丘の上には、
次の俳句が刻まれている石碑があります。
青鳩や礁(いくり)つづきに小樽港 勝又木風雨
▼海の色は美しく、いわゆるオタモイブルー。
そして海の向こうに見える頂の白い山々は、積丹半島の余市岳でしょうか。
更に手前の植物はオオイタドリの葉。
案の定、アオバトを一羽も見ることは出来ませんでした。
残念ですが、いつものごとくです。
折角の岩礁があり、アオバトにとっては最適な地の筈なのに・・・・
何時間も岩陰に腰掛けて待っていた阿呆面の私達。
ときたまゆったりと頭上を飛ぶウミウや、イワツバメからは、
「お前たち、10年早い~!出直して来い~!」と言われているような~(笑)
けれども海岸に下りる途中の植物たちとは、久し振り~!と挨拶を。
そう、植物はどこにも逃げませんから。
▼次は巨大植物「エゾニュウ」。
丁度開花の準備をしているところでした。
根元の茎の一部。その葉もビッグサイズ。
この手の植物を見るたびに、自然そのものを感じます。
▼ヤマブドウも沢山ありました。
▼ときにはジャングル地帯も。
▼次は何でしょうね。小さな赤い実はトゲトゲがあり痛そうでした。
▼緑の中を歩いていたとき、ずっとウグイスが鳴いていました。
あの小さな体なのに、辺り一面に美しい囀りが響き渡る驚き。
夫が面白がって口笛で鳴きまねをすると、少し首を傾げて対応。
これには、二人して思わずクスクス~(笑)
最近は熊による被害が相次いでいますね。
秋田では山菜採りの数人が犠牲となったそうで、何と恐ろしいことでしょう。
私達も以前は無鉄砲に自然散策と称して、あちこち出掛けていました。
ところが、気軽に行っていた市内の公園駐車場にも熊出没とのニュースが流れたり、
また山道を歩き進んでいた折には、何かしら動物?の息遣い?らしき気配を感じたり。
それ以来、すっかり怖気ついてしまい、二の足を踏むようになりました。
確かに自然は人間だけのものではありません。
その辺をわきまえての行動が大切なのでしょうね。
実はこの日の帰路の途中に、北大植物園に立ち寄りました。
そのときの様子は次回に。
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大雪旭岳へ 2014・9・15(月)
http://piromari.exblog.jp/22929782/
2014-09-15T17:29:00+09:00
2014-09-16T06:11:18+09:00
2014-09-15T17:29:07+09:00
ks-226
自然
昨日のことですが、今年も行って来ました。
いち早く紅葉の始まった大雪山系旭岳(標高2291メートル)へと。
大層な書き出しですが、何のことはないロープウェイーを利用しての簡単登山~(笑)
9月も下旬になると初雪が予想される旭岳なので、束の間の紅葉も急がなければ。
自宅を早朝出発。片道約170キロ。高速を利用した所要時間約3時間。
ところが、やっと到着した標高1100メートルの山麓駅の駐車場入り口は長蛇の列。
それでも何とか100人乗りのロープウェイに乗り込み空中散歩。
はやる心を抑えながら、窓ガラス越しに見下ろす景観。
厳しい極寒を耐えるため変形した樹木も多く見られます。
やがて森林限界を超えると、色鮮やかな低木の世界に突入です。
約10分間の空中散歩を経て、終着駅である姿見駅は標高1600メートル。
ここでの気象状況は次のとおり。
風がなかったので結構暖かく、羽織っていた上着を脱いだほどでした。
私たちはいつもこの姿見の池周辺を散策する一番簡単なコースを選択します。
それでも一周すると約1時間。距離にすると1・7キロほど。
噴煙を上げている旭岳を眺めながら、花野の広がる遊歩道を進みます。
と言っても、チングルマやクロウスゴなどの高山植物は花も終わり、今は草紅葉。
白いのは花後のチングルマの綿毛。
緑濃い低木のハイマツ、またウラジロナナカマドの赤く染まった紅葉、
それらが見事な彩りとなっています。
こうして大雪の記事をアップするたびに実感すること。
それは、アイヌの人々がここは「カムイミンタラ」と呼んでいたことです。
つまり「神々が遊ぶ庭」という意味。
この天空の花野が、神様たちのくつろぎの場であったと考えることは、
私はぴったりだと思うのです。
ところが、アイヌ人にとってヒグマこそが神の象徴。
ですから、神々の遊ぶ庭は言い換えると、
ヒグマの庭であると考えた方が正しいのかも知れません。
いずれにしても、カムイミンタラの言葉の響きを私は大好きです。
姿見駅付近で咲いていたエゾリンドウの花。
ウラジロナナカマドの真っ赤な紅葉ぶり。
クロウスゴも黒くなった実を携えての紅葉ぶり。
エゾノツカザクラやキバナシャクナゲなどは、地を這う低木。
まるで箱庭のようです。
ハイマツにはマツポックリがびっしり。
この地に生息する野鳥のギンザンマシコやホシガラス、
またエゾシマリスだって、みんなこの実が大好物。
つまり高山ならではの生態系がここにはあるのですね。
このあとロープウェイで下山し、旭岳温泉にて日帰り入浴。
源泉100パーセントの温泉に身を沈め、リフレッシュしたあと再び帰路に。
それにしても、日本一遅い雪解けを経て、日本一早い紅葉を迎えるこの大雪山系。
紅葉も見応えがありますが、次回はぜひとも開花時期に訪問したいものです。
それには7月中旬頃でしょうか。
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秋の虫・再びオタモイに 2014・9・1(月)
http://piromari.exblog.jp/22846427/
2014-09-01T21:11:00+09:00
2014-09-02T23:21:51+09:00
2014-09-01T21:11:25+09:00
ks-226
自然
今日からいよいよ九月。
すっかり涼しくなった夕闇には、秋の虫の美しい音色が聞かれるようになりました。
札幌で主に耳にするのは「邯鄲」(カンタン)の鳴き声。
とても澄んだ美しい鳴き声で「リリリリ・・・・」と、それはそれは心地良し。
例年のように我が家の庭にもやって来てくれます。
どの辺で鳴いているものやら、近づくとピタリと鳴き止むので姿は確認出来ません。
もっとも夜なので見えないのは当たり前ですが~(笑)
昨夜のことです。
そのカンタンが、こともあろうに家の中で鳴いているのです。
しかも外ではなく室内なので、鳴いているというより鳴り響いている感じ。
室内に閉じ込められては死んでしまう~!
と、大慌てで窓を開け放ち、外に退去させる方法をとって静観。
きっと庭へ頻繁に出入りする私にくっついて来たのかも知れません。
その後どうなったものか。無事であってくれたら良いのですが・・・
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▼さて、庭では「秋明菊」が真っ盛り。
これも地下茎で殖えるので、植栽場所は伸び伸び出来るそれなりの場所が必要。
▼また、「ロシアンセージ」の青さ加減も日に日に濃く染まって来ました。
向こう側の黄色はオミナエシ。これは秋の七草のひとつですね。
▼下方の網目葉のブルンネラと、その隣のシレネ・ユニフローラ。
それらの上部には、畑から種が飛んできた赤紫蘇の葉。
銅葉好きの私であればそのままに。
「こんな組み合わせも良いかも~♪」
▼一方、赤いバラ・ノックアウトの二番花がちらほらと。
春の一斉に咲く様子にははるか及びませんが、それはそれなりの秋の風情。
▼このノックアウトの花びらは目の覚めるような深紅色。
▼それでも、バラはどうしてもピンク色に偏りがち。
▼実は先週末に、懲りずに再びオタモイ海岸へ行って来ました。
勿論、アオバトに会いに。
夕方前がチャンスかも知れないね~!
と、現地に午後3時半に着くよう出掛け、岩に腰掛け待つこと約2時間。
けれども、一向に愛しいアオバトは現れず。
ただ、カモメが数羽波間を飛んでいるだけ。
「おいおい~!あの阿呆な二人がまたやって来ているぜ~!」と、話していたかどうか~(笑)
▼それでも、少しずつ陽が西に傾く景色も捨てたものではありません。
また肌に感じる爽やかな空気にも居心地良し。
けれども私達がこのオタモイ海岸に来るのは今年で最後。
と言うのも、北海道ではアオバトは渡り鳥扱い。
もう少しで彼らは北海道から離れてしまうのです。
▼最後は、この海岸沿いに降りる途中で見掛ける「エゾニュウの花」
セリ科・シシウド属の植物。丁度いまが開花の時期。
とにかくデッカイ~!見上げる高さは3メートルもあるでしょうか。
▼茎もブットイ~!
まるで電柱のようです。でもかってはアイヌの大切な食糧。
つまり北海道を支えてきた植物といえば大袈裟でしょうか~(笑)
まあ、北海道の山野に生息する壮大な植物であることに違いはありません。
アオバトには会えなくとも、このエゾニュウを間近に眺めることが出来ただけでも幸せ。
そのアオバトは来年に持ち越しとなります。またカモメに笑われるかも知れませんが。
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オタモイ海岸へ 2014・7・21(月)
http://piromari.exblog.jp/22586614/
2014-07-21T20:56:00+09:00
2014-07-21T20:56:47+09:00
2014-07-21T20:56:47+09:00
ks-226
自然
今日はいよいよ三連休最後の日。
朝から夏らしい快晴に恵まれていては、出掛けない訳にはいきません。
夫と私の阿吽の呼吸で決めた地は、ここ数年何度か訪れているオタモイ海岸。
自宅から車を利用して約1時間の所要。
日本海に面したこの地には、
野鳥「アオバト」が海水を飲みに来ることで知られたところ。
なのに私達は一度もアオバトにお目にかかれないマヌケな夫婦。
案の定、この日も私達の目の前には一羽も飛来して来ず。
それでも、オタモイブルーと称せられる美しい海色に十分癒されます。
岩にはカモメが時おり休息を取り、私たちを様子見しているよう。
そうそう、海水に足を入れてみると少々温め。
やっぱり夏だけのことはあります。
それでも無数の小魚が伸び伸びと泳いでいます。長閑な光景。
また海岸線に沿うように断崖絶壁が続く雄大な景色は秘境そのもの。
この雄大な景色のなかで、アオバトに会うことが出来れば最高なのですが・・・・
アオバトに会えなくとも、草花が迎えてくれます。
この海岸に降りていく途中で見かけた植物たち。
▼「ニワトコ」の赤い実が綺麗でした。
▼また、「サビタの花」も今を盛りにあちこちに白く輝いているように咲いていました。
北海道ではサビタの花とも言いますが、ノリウツギのことです。
▼足元にはクサフジが。これは盛りを過ぎていましたが・・・・
▼どこにでもあるイタドリの葉ですが、これは見事なまでの虫食い葉。
イタドリ虫というのも聞いたことがありますが、
これほどまで食い尽くすのはコガネムシの仕業かも。
▼そして私が一番喜んだのは、目の前にそびえ立つ「エゾニュウ」の姿。
背丈は何と4メートル近くあったような気がします。
とても考えられないような大きさ。
実は、北大植物園のエゾニュウを見に行こうと考えていた矢先でした。
それが、このような自然のなかでお目に掛かれるとは~!
びっくりして、しげしげと何度も見入ってしまいました。
やはり実際に足で歩くと、思いがけない遭遇ってあるものですね。
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石狩海浜と雲雀 2014・6・3(火)
http://piromari.exblog.jp/22204222/
2014-06-03T20:00:00+09:00
2014-06-03T16:10:37+09:00
2014-06-03T16:10:37+09:00
ks-226
自然
庭仕事が一段落がついたところで、空を見上げると爽やかな風が吹いている。
こんな日は美味しい空気をいっぱい吸って、太陽と仲良くしたい。
そこで夫と二人で向かった先は、自宅から車で約40分の石狩浜。
そこは大雪山を源とし北海道を縦横に蛇行する石狩川の河口が広がっています。
更にその突端にあるのは赤白模様の石狩灯台。
この灯台は、かっての映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台になったところです。
木下恵介監督のもと、佐田啓二や高峰秀子らが出演した昭和32年の映画です。
かなり古い映画ですから、年配者でなければ分からないかも知れませんね。
もっとも、この三人の方はいずれも既に他界されていますし・・・・
それはともかく、この辺一帯は豊かな海辺の自然が残る貴重な海岸となっています。
石狩川が運んだ砂によって形成された海岸砂丘、
またハマナスやハマボウフウに代表される海浜植物の群落など。
これらを守るために様々の保全活動が行われているようです。
散策するには設置された遊歩道を。
ところどころには次のような標識が掲げられていました。
その守られている植物たち。
コウボウムギ
ハマボウフウ
ハマエンドウ
ハマナス
これらの全てが地を這うように生育しています。
海浜植物は、強風、飛砂、塩分など海浜特有の厳しい環境に適応するため、
分厚く光沢のある葉を持ち、低い草丈、深く長い地下茎を備えるのでしょうね。
こうした河川敷や広い野原には相応しい野鳥も。
何とヒバリが沢山飛んでいました。
四月のお墓参りの際には、「声はすれども姿は見えず」の揚げ雲雀でしたが、
そのときは、きっと雄の縄張り宣言の時期だったのだと思います。
ところが、この日は私たちの目の前を低空飛行。
嬉しいやらびっくりするやらで有頂天の私達でした。
思わずポケットからカメラを取り出して撮ったもののピンボケ。
でもよく見て下さい。嘴にははっきりエサを銜えています。
きっと巣にヒナがいるのでしょうね。
すっと草地に降りたと思ったら、再びエサを銜えて飛翔。
それを何度も何度も。
ヒバリは巣のあるところには直接降りないと言いますから、
きっと私たちを誤魔化すために、目くらましの術を使っていたのでしょう。
「あまり傍にいたらヒバリに悪いよ~!」との夫の言葉で、そおっと離れた私達でした。
ひばりさん有難う。
あなた達は、1、2、3、1、2、3のワルツを舞っているように優雅だったよ~♪
私を本当に幸せな気持ちにしてくれました。
いつまでも元気でいてね~♪
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円山散策~動物園 2014・2・4(火)
http://piromari.exblog.jp/21375561/
2014-02-04T20:12:00+09:00
2014-02-05T09:23:39+09:00
2014-02-04T20:12:22+09:00
ks-226
自然
この円山界隈は、北海道神宮、円山動物園、円山原始林らが隣接した地域です。
高級住宅街や地下鉄駅からもほど近いうえに、
野球場やテニスコート、陸上競技場なども整備。
そのため、市民にとっては気軽に訪れることの出来る憩いの場にもなっています。
さて、自然道をゆっくり散策しながら進んで行くと、そこは札幌市円山動物園。
昨今は旭山動物園に大きく水を開けられ苦戦しているようですが、
それでも、そのために新しい試みにも挑戦し、入園者の集約を図っているようです。
▼この動物園での、私達のお目当ては、やっぱりアムールトラ。
芸術的とも思われるこの凛々しいお顔~!惚れ惚れします~!
全長4m、体重350kgにもおよぶ、この勇猛果敢?な姿も、出生を辿れば皆動物園生まれ。
それも仕方ありません。
ワシントン条約に登録された希少種であり、絶滅の危機に瀕しているのですから。
野生下での個体数は約450頭。そして飼育下では世界の動物園で500頭余り。
従って種の保存のためにあらゆる活動がなされているそうです。
この円山動物園でのペアリングもなかなか上手く行かないとか。
更に、このアムールトラ1頭に1000平方キロメートル(東京都の半分)ほどの森林が必要とのことにも驚きました。
そうなると人間が、文明化とともに伐採する森林についても罪深さを感じてしまいます。
▼一方、ライオンの檻舎に行ってみると、百獣の王であるにも関わらず、精悍さがイマイチ。
そばに肉片が無造作に転がっていても、まるで無関心。
ましてやガラス越しに私と目があっても無表情。
いえ、私が美人さんだったら少しは表情を変えたかな~(笑)
▼今回の圧巻はシロクマ母子の愛らしさでした。
母親のララは、これまで5回の出産の記録を持つスーパー母さん。
母親のそばでじゃれあっているのは、2012年12月に生まれたばかりの双子の姉妹。
名前はマルルとポロロ。まだ1歳を過ぎたばかりなのに既にお母さんほどの大きさ。
それでも子クマは子クマ。無邪気に玩具を咥えて遊ぶ愛らしさは純真無垢。
そして、それを優しく見守るお母さんの包容力。
多くの来園者が癒された様子でいつまでも離れないのが印象的でした。
ところが、残念なことに、お母さんのララは新しい繁殖のために、愛しいわが子と離れるとのこと。3月上旬には、この双子姉妹は熊本市と徳島市に里子に出されるそうです。
▼最後は夫がこのところ興味を示しているシンリンオオカミ。
オオカミとしては身体が大きいにも関わらず、身のこなし方が驚くほど軽やか。
群れで行動する習性を持ちながら、
このような決められた檻の中で過すと、きっとストレスもあるのでしょうね。
数年前には、メスの1頭が仲間に傷つけられ死亡したそうです。
その話を知ったときはショックでした。
自然の中の複雑な生態系のなかでも、
弱肉強食や共生関係が絡み合いながら命を繋げていく生物たち。
それが動物園という限られた世界では、管理する難しさは計り知れないものかも知れませんね。いつも動物園に来る度に考えてしまいます。
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円山散策 2014・2・3(月)
http://piromari.exblog.jp/21369556/
2014-02-03T20:00:00+09:00
2014-02-03T18:26:20+09:00
2014-02-03T18:26:20+09:00
ks-226
自然
そこで夫と私は、朝から申し合わせたようにリュックと双眼鏡を用意。
とはいえ凍結した高速道を走るのは不安なので、市内の円山散策に決定。
▼先ずは北海道神宮の鳥居を通り、円山原始林コースに向かいます。
▼葉を落とした寒林であれば、ヤドリギの様子が一目瞭然。
まるで造り酒屋の軒先にぶら下がる杉玉のようです。
▼また足もとの雪原には、ツルアジサイ花がドライフラワーとなって散在。
この光景は、いまや北国の冬の風物詩となっているような気がします。
▼そして小動物の足跡を確認するのも楽しい。
▼この原始林そのものが天然記念物に指定されているだけあって
太古の姿を残すと言われている樹齢を重ねた巨木が目白押し。
▼山裾を流れる円山川は、まだ凍てつきの状態で厳寒そのもの。
この川もやがて春の光を浴びて雪解け水を運ぶ筈。待ち遠しい限り。
この日第一の目的だった野鳥には、全くお目に掛かれず残念。
ただ、ハンノキの下には木の実が数多く散乱。
きっとマヒワの群れの来訪があったに違いありません。
また桜の名所でもあるこの円山、その花芽を求めたウソの姿ももうじきでしょうか。
このあと、私達のお決まりのコースとなった隣接地の動物園に向かいました。
そのときの様子はまた次回に。
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大雪~(3) 三浦綾子記念文学館 2013・9・25(水)
http://piromari.exblog.jp/20458732/
2013-09-25T20:49:00+09:00
2013-09-25T20:53:52+09:00
2013-09-25T20:49:01+09:00
ks-226
自然
▼ここまで来たならば紅葉もさることながら、雄大さを誇る峡谷風景にも触れなければ。
という訳で帰り道には高さ100~200mにも及ぶ屏風のような自然による造形美を堪能。
もともと層雲峡の渓谷を最初に知ったのは、北海道の先住民であるアイヌ人。
彼らがアイヌ語で「ソウマンベツ」(滝の多い川)と呼んでいたのが名前の始まりだそうです。
それにしても凄い断崖~!石狩川を挟んで24キロも連なっていますよ。
しかもこれが秋の深まりとともに、木々が真っ赤に染め上げられると壮観そのもの。
この後は国道39号線を夫と運転を交替しながら旭川へ。
途中道の駅に立ち寄ったり、旭川ラーメンに舌鼓を打ったりとそれなりに。
▼そして更に向かった先は旭川市神楽にある『外国樹種見本林』
そこは旭川駅の裏側にある氷点橋を渡って間もなくのところの静けさの中にありました。
そう、ここは旭川出身である三浦綾子の「氷点」の舞台として知られたところでもあります。
▼見本林の中には「三浦綾子記念文学館」もあります。
館内には三浦綾子の業績の他に、執筆原稿などが多数陳列されています。
そうした彼女の足跡に触れるにつけ、私の体に尊い光が差し込むような感慨に。
それほど彼女のテーマである「ひかりと愛といのち」には心が洗われる思いです。
▼入り口近くにあった文学碑には「氷点」の冒頭が刻まれて・・・
風は全くない
東の空に入道雲が、高く陽に輝いて、
つくりつけたように動かない。
ストローブ松の林の影が、
くっきりと地に濃く短かった。
その影が生あるもののように、
くろぐろと不気味に、息づいて見える。 「氷点」
この「氷点」は昭和39年の朝日新聞社の1000万の懸賞小説の入選作。
随分話題になったものです。当時はきちんと正座して読んだ方もいらしたようです。
▼この見本林。もとはと言えば、外国種の樹木が北海道で育つか観察するための植樹林。
その後100年の時を刻んで、ストローブマツやヨーロッパカラマツなどが大きく成長し
ずっと命を繋げています。
▼見上げるほどのヨーロッパトウヒには蔦も共存共栄。
▼またストローブマツも静寂のなかに佇んでいます。
▼そのストローブマツの木肌。これが100年の縮図なのでしょうか。
▼次はドイツトウヒでしょうか。
それにしても、これほどの針葉樹があるとマツポックリも沢山ある筈。
きっとそれらを求めて、リス君たちの来訪は間違いないと思いました。
また高い樹木には野鳥のための巣箱も数多く設置され、そこには自然を愛する優しさが。
こうして住宅街のすぐ至近距離にこのような静寂さが漂う森林があることも不思議。
旭川市民はつくづく羨ましいと思いました。
だって日帰りで大雪に何時でも向かうことも出来るし、
その他素敵なガーデンも多々、またラベンダーの富良野も近い。
寒さを除けばよいことばかりのような気がします。
かくして私の二日に及ぶ秋の日は終りました。
長いあいだのお付き合いを有難うございました。
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大雪~(2) 黒岳 2013・9・24(火)
http://piromari.exblog.jp/20452797/
2013-09-24T20:47:00+09:00
2013-09-24T21:06:39+09:00
2013-09-24T20:47:22+09:00
ks-226
自然
旭岳ー黒岳間の従走は私達のようなビギナーにとってはとても無理。
そこでマイカーで再び旭川まで戻り、目的地の黒岳のある層雲峡に。
地図で確認するとかなりの回り道。
しかも途中で運転を交代した私の間違いからとんでもない方向に進んでしまい
時間ばかり費やしてしまいました。情けない。
それでも何とか層雲峡温泉に到着。やっと暖かい温泉に身体を沈め一泊。
さあ翌日は早朝から標高670メートルのロープウェイ上り口駅から出発。
これまた100人乗りのゴンドラで5合目まで。
この先ペアリフトに乗り換え7合目まで目指す訳ですが、
▼途中の散策路では白いリンドウがこの時期を選んで咲いていました。
旭岳では青色ばかりだったような気がしましたが、ここ黒岳では白色?
この日も好天に恵まれたため、青空に浮かぶ白リンドウがとても綺麗に映えていました。
▼高山に来ると必ずお目に掛かるヤマハハコも。
これは降雪時までそのまま枯れずに残っていますね。
▼さてペアリフトに腰掛けて7合目に向かいましたが、背後には雄大な大雪山系が。
ところでこのペアリフト、チョコンと腰掛けているだけなので危険そうに見えますが・・・・
▼実はこんなに低く動いています~(笑)
すぐ足もとのチングルマやリンドウ、タイセツトリカブトなどの季節ごとの表情を眺めながら昇っていきます。
鉄柱には次のような注意書きがありました。
「物を落とした場合は飛び下りないで鉄柱番号を覚えておいて下さい」とのこと。
(後ほど熊がお届けに参ります~!)とは決して書いてありませんでした~(笑)
▲リフトの前方に見えるのが独特の形の黒岳(標高1984メートル)
こうしてリフトに座って昇りながら山肌を眺めていると、
植物の生育状況の移り変わりがはっきりと分ります。
針葉樹・広葉樹・森林限界・ハイマツ帯などの区分が。
▼7合目に到着すると、そこは標高1500メートル。
このときの気温は7度。ヒンヤリとした空気であっても風が無いためすこぶる快適。
▼それにしても眼下に見下ろす幾恵にも重なる山々の稜線の美しさ。
つくづく自然の懐の深さを感じ入ってしまいます。
遠くに手塩岳や雌阿寒岳も見られ、更にその向こうは日本海。
高くなるほど紅葉は進んでいます。
▼鮮やかなウラシマツツジの見事さ。
▼チングルマだって真っ赤に染め上げられています。
▼次は草花のなかで、とても良い雰囲気を醸しだしていたイネ科?の植物。
コメススキかな?とも思っていますが、正しい名前は分かりません。
さてリフトの終点である7合目には登山事務所があり、
ここからの登山は入山許可を受けてから登山することになります。
比較的軽装だった人はここで下山し、見るから登山者の風格の人々は次々と登山口に。
私達はと言うと、装備は万全な出で立ちながらも、すごすごと下山~(笑)
▼その代わりと言っては何ですが、登山事務所で販売されていたハンカチを購入。
そこには高原と高山植物の花の数々が描かれ、簡単な説明が添えられています。
一つひとつ見てみると、どれも馴染みの花ばかり。
それどころか私の庭で咲いているものもあります。
やっぱり北海道だけのことはあります。
私としても自分の庭にもっともっと山野草を植えたくなってしまいました。
このあと再び旭川市に戻ることになりますが、その様子は次回に。
今日はこの辺で。
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大雪~(1) 旭岳 2013・9・23(月)
http://piromari.exblog.jp/20446254/
2013-09-23T18:13:42+09:00
2013-09-23T18:13:53+09:00
2013-09-23T18:13:53+09:00
ks-226
自然
と言いながらも、今回も車とロープウェイの乗車が大半という情けないものでしたが~(笑)
先ずは初日の旭岳から。
自宅から旭岳ロープウェイ乗車口まで、高速・一般道を乗り継いで約3時間。
おりしも紅葉シーズンの連休とあって駐車場は列をなした順番待ちの車でいっぱい。
▼やがて100人乗りのゴンドラに乗って五合目の姿見の駅まで約10分。
降り立った標高1600メートルのこの日の姿見駅は気温10度。風もなく快適。
この周辺には散策路が張り巡らされ、自然溢れる高山植物などを楽しむことが可能。
以前に訪れたときは雨模様でぬかった道を歩いた記憶がありましたから、
今回こうして天候に恵まれたことは、ただただ嬉しくて感謝でした。
▼この日出迎えてくれたのはエゾオヤマリンドウの花たち。
そのリンドウの根元付近にはチングルマが花後である綿毛の姿となって。
この旭岳は北海道の最高峰。標高2291メートル。
この姿見の池あたりから頂上までは約2時間の登山道。
私は登山経験はありませんが、変化のない石ころの道をただ登るだけらしい。
しかも遮るものがないので、悪天候の場合は視界不良となって危険。
係員のお話では、この日も頂上付近は風が強く自分の体を支えるだけでも困難とのこと。
夏山でも遭難事故が後を絶たないことを考えると、やはり自然は恐ろしいもの。
▼私はやはり美しい高山植物が咲き乱れる雲上の楽園を散策するだけが相応しい。
上り下りはあるものの、多くの人と連なって歩くのが一番安全。
▼幾つかある池の中でも次は夫婦池。
仲良く並んでいますが、左は鏡池そして右がすり鉢池。
▼それにしても山に登って、森林限界を超えるとその展望は素晴らしいもの。
赤や黄と色づく山肌にハイマツの濃緑さが引き締める様子は、
まさに自然が織りなす芸術作品にすら思えます。
▼なかでも高い地にひろがった花野は、まさしくカムイミンタラ。
これはアイヌ語で神々の遊ぶ庭という意味。
素敵な言葉だと思いませんか。私など訪れる度に心から実感してしまいます。
▼また高山であるがゆえに、その環境にしか育たない植物たちにも心惹かれます。
低温・冬の季節風・地形・積雪量などの厳しさに応じた生育。
次は地を這うように広がっている植物たちですが、全て低木の樹木。
コケモモやツガザクラなど等。
▼白い壷状のものはシラタマノキ。赤い葉はチングルマの葉の紅葉となったもの。
そうそうチングルマも花ではなく木なのですね。
▼まるで箱庭のようです。見事な眺め。
私はこれら小低木に触れるためにこの旭岳にやって来るようなものです。
また植物だけではなく、様々の生き物が生息する旭岳。
特にヒグマにとっては聖域の場。
▼姿見駅の中には次のようなヒグマ情報マップが掲げられていました。
これを見る限り彼らを刺激しないように我々人間は最大の注意が必要ですね。
今回憧れの野鳥であるギンザンマシコの姿にはお目に掛かれなく残念。
またホシガラスも同様。
それどころか普通のカラスが飛んでいたのらは興ざめでした~(笑)
この後は次回に続きます。
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研究林のズミ 2013・6・11(月)
http://piromari.exblog.jp/19800945/
2013-06-11T19:55:52+09:00
2013-06-11T19:55:56+09:00
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ks-226
自然
今回の研究林で一番楽しみにしていたのが「ズミ」の花。
北海道にもやっと訪れた初夏の昼下がり、
枝垂れるように豊かに広がる枝からは、これからまさに咲かんとする蕾がびっしり。
満開にはあともう少しといったところでしたが、それはそれで十分に美しい。
溜息が出るほどうっとりと見とれ、時間が経つのも忘れるほどでした。
≪バラ科・リンゴ属・日本、朝鮮に分布する落葉小高木≫
研究林には幾つかの池がありますが、このズミがあるのは奥の池の近く。
何年ほど経過しているのか、かなりの大木となっています。
しかもその全部が広いところにゆったりと。
林檎の近縁ですから、野生のリンゴといったところでしょうか。
リンゴの花はとても美しいことで定評があり、私も大好きです。
藤村の「初恋」の詩にもあるように、
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
・
・
・
年甲斐もなく恥ずかしいですが、この気持ち忘れたくないですね~♪
▼さて次の写真の背景は側にある池の水面の色。
周りの木々の葉が池に写りこみ、このような背景になった訳です。
この辺り、カワセミやクマゲラに出合うこともあるとか。
以前来たときに、立派なカメラを背負っ方たちを数人見掛けたこともありました。
今回は残念ながらそれはなし~!
けれども静けさの中ではっきり耳にしたのは、アオバトの鳴き声。
小樽の海岸までアオバトの姿を求めて出かける私たちなのに、
こんなところで鳴き声を耳にするなんて~!
でも、それは確かにアオバトの一風変わった独特の鳴き声でした。
▼何度眺めても飽きないズミの花。
▼ただ標識にはズミに括弧してコリンコ゛とも表示されています。
ズミとコリンゴは似ていても別物だと思うのですが・・・・
微かに紅を秘めながらも開花と同時に真っ白に染め上げられていきます。
それが季節の移ろいとともに、やがて秋には小さな実を色付かせる。
かくしてそこは野鳥のレストランに~♪♪
何とも愉しい話ではありませんか~
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やっと研究林へ 2013・6・10(月)
http://piromari.exblog.jp/19791729/
2013-06-10T21:24:00+09:00
2013-06-11T07:12:08+09:00
2013-06-10T21:24:09+09:00
ks-226
自然
先ず一昨日の土曜日は、今年初の芝刈りと玉柘植の刈り込み、更にクロマツの緑摘みも。
これらはいつも気掛かりにしていたことですから、終ってみるとスッキリ爽快といったところ。
そして昨日は高速を使って「苫小牧研究林」までゴー!
ここは北大の研究施設でその一部を一般に開放している自然溢れるところです。
夫も私もここが大好きなのですが、難点はヒグマがときおり出没すること。
前回も行ってみると入り口が閉鎖され、クマ出没中との警告でユーターンしたものです。
今回はどうかな????と半信半疑で向かいましたが、かろうじてセーフ。
▼林内を流れる幌内川は、いつものとおり静寂さのなかを流れています。
自然がおのずと作り上げた景観は誰も真似をすることは出来ません。
倒木や苔生した石ころにも居心地を良くする植物たち。
まるで計算し尽された造形美のような気がします。
そして静かに流れる水は吸い込まれるように澄み渡っています。
何の魚か?小魚の泳ぐ姿も見えます。
また川べりには咲き残りのクリンソウが鮮やかに。
▼見上げてみると、ツルアジサイが若葉の初々しさながらも、ひたすら上へ上へと。
▼ホオ(朴)の葉は大きい。でもまだ光が透けるほどの幼さ。
▼川べりの散策路は落葉が堆積され足裏には優しいクッション。
そしてこの地を相応しい場として生命を育んでいる植物たち。
▼「マイヅルソウ」(舞鶴草)
▼「ムラサキケマン」(紫華まん)
▼「ユキザサ」(雪笹)
▼「クマガイソウ」(熊谷草)
大きな花で見たときは思わずドキッとしました(花径10センチ前後)。
でも絶滅危惧種に指定されている貴重な花なのですね。
▼「ヒメヘビイチゴ」(姫蛇苺)
▼「ズダヤクシュ」(喘息薬種)
▼次は分りません。植物の名前ほど難しいものはありませんね。
(その後hiroさんからカキドオシでは?と教えていただきました。
調べてみたところ間違いないと思います)
実は昨日の写真を整理しながら記事を書いていたところ、突然画面が真っ暗。
きっとトンマな私がどこか触って消去してしまったのだと思います。
一瞬力が失せてしまいましたが、何とか気を取り直して最初から再び。
それでも半分は次に回させて下さい。
考えてみるとこのようなヘマは以前は度々でした。
どうも学習の足りない私。困ったものです。
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オタモイ海岸~続き 2012・10・29(月)
http://piromari.exblog.jp/18115940/
2012-10-29T21:40:28+09:00
2012-10-29T21:39:45+09:00
2012-10-29T21:39:45+09:00
ks-226
自然
既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、
この片仮名で表示される地名はアイヌ語によるもの。
北海道の地名にはアイヌ語に由来するものが多く、このオタモイも「砂の入り江」の意。
ちなみに札幌はアイヌ語のサポロベツ(乾いた大きな川の意)による説が通説。
国道5号線から車で数分脇道に入ったところにこの看板。つまり園地の入口。
ここから海岸まではつづら折りの七曲がりの道を下って行きます。
車両でも十分可能な道でしたが、私達は散策がてら歩いて海岸まで。
目を見張ったのは、道の両側に「ヤマブドウ」の木が沢山あったこと。
あっちにもこっちにもと蔓を伸ばして樹木に絡みついていました。
収穫には既に遅しの感。手の届くところの僅かなブドウを早速口にすると・・・
味は確かに濃いものの、酸っぱさ加減は有り余るほど~!
私は以前に一度だけ「ヤマブドウ」でワインを造ったことがありましたが、
あの時の美味しさは忘れられなく、従ってヤマブドウはいつも憧れの的。
今回これほどのヤマブドウの木が手っ取り早く道の両側にあることを知り、
思わず自分が収穫することを考えてしまいました。
でも十分に知り得た地元の人がいることですし、また野鳥の大切な食料かも知れません。
私のようなおばさんは遠慮すべきでしょうね。
▼同じブドウでも、次は食べられない「ノブドウ」。
▼そしてスズメバチの巣も。
この時期は既に巣を離れて冬眠場所を探しているかも知れません。
それともまだ残っているのかな?
▼咲き残りの「エゾノコンギク」
▼また、これはセリでしょうか。
花が燃え尽きた後の姿もなかなか良いものです。
▼最後は、何処にでもある「イタドリ」。
この時期になると茎が黒々としてウルシを塗ったように艶光りしています。
茎はきっと中空なのでしょうが、この茎の様子が私は大好きなのです。
こうして秋深くなって、やっと出会うことが出来ました。
この日、帰途の高速ではフロントガラス越しに十三夜の月が美しく輝いてくれました。
いわゆる後の月ですね。
そうそう話は戻って今回のオタモイにて気が付いたこと。
それは、この海岸にはきっとアオバトが飛来するに違いないということ。
来年の夏にはこのアオバトねらいで訪れてみたいものです。
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オタモイ海岸 2012・10・28(日)
http://piromari.exblog.jp/18112150/
2012-10-28T20:05:00+09:00
2012-10-29T10:17:22+09:00
2012-10-28T20:05:07+09:00
ks-226
自然
これほどの好天に恵まれた日は、もう今年最後かも知れないと判断(いつもの事ですが~笑)
急遽ドライブがてら小樽市のオタモイ海岸に出掛けて来ました。
向かう高速道路の両脇は錦織なす色鮮やかな紅葉のトンネルのよう。
やがて自宅から約40分後に着いたところは日本海の青い海が広がるところ。
断崖絶壁が幻想的に連なる様子は秘境と呼ばれるに相応しい景観。
この日は晴れていたせいか、遠くにはモヤがかかり更に幻想さを助長。
またこの時期であっても海の色は深くて綺麗。オタモイブルーです。
今では静けさそのものの中に荘厳さが漂っていますが、
かってはここに夢の里として一大リゾート地が展開されていたそうです。
それは日に数千人の観光客で賑わっていたとか。
▼次の写真の左下方に唐門がありますが、これは当時の面影を微かに残しているもの。
またその右側に岩陰から赤いものが少し見えますが、
ここに当時は、岩から突き出すように竜宮閣なる3階建ての建物があったそうです。
今でいうホテルのようなものでしょうか。
▼海岸近くの広場に立てられていた看板に、その当時の模様が記されていました。
へぇ~!と、興味深く何度も何度も読み返して来ました。
ときは昭和11年。財をなした小樽市の一個人が構想を練り上げ建立。
数々の遊園施設の他に、宴会場や食堂なども。そこはまるで竜宮城のようであったとか。
その後戦争突入のため止むなく休業。
戦後再開しようとした矢先に火事により焼失。無念だっことと思われます。
現在の静けさのなかに佇むと、そんなことがあったのか~!と不思議に思うばかり。
まさに栄枯盛衰そのものと思うより仕方ありません。
それにしても日本海側ではニシンで財をなしたお金持ちがいたのですね。
その看板を写真に撮ったものの小さくて読めませんね。ごめんなさい。
▼波打ち際の岩にはフジツボがびっしり張り付いて。
夫と私は歩きづらい岩場を歩いて暫し童心に戻って遊びました。
イワシ?やカニの稚魚が岩穴を棲家としていたり、
おにぎりの飯粒を落としてあげると、すかさず喰らいつく彼ら。
▼ヒトデも色鮮やかに自己主張を。みんな伸び伸びと。
この日海岸に下りるまでの道すがらの植物の様子は次回に回したいと思います。
この時期ですから枯れ草ばかりでしたが、どのような姿であってもそれなりに。
何だか思わせぶりになってしまいましたが、
これから出掛ける用事があるもので申し訳ありません。
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